延べ3億人の閲覧者が「10選」に選んだ人気投稿者の初写真展
FUJIFILM SQUARE 開館10周年記念写真展
東京カメラ部×FUJIFILM

八木 進写真展「CINEMA PARFUM」 ~子供のころ、映写室を愛したように~

  • © Susumu Yagi

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 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)では、2017年6月9日(金)から15日(木)まで、FUJIFILM SQUARE 開館10周年記念写真展の一つとして、ファン総数270万人、年間延べ閲覧者数4.5億人(2016年実績)にのぼる日本最大級の審査制写真投稿サイト「東京カメラ部」の協力を得て、八木 進写真展「CINEMA PARFUM」 ~子供のころ、映写室を愛したように~ を開催します。

 フジフイルム スクエアは、今年3月30日に開館10周年を迎え、これを記念し「写真の過去・現在・未来」をテーマとする写真展を年間を通じて開催します。その一つとして、Web上で写真を公開、共有するソーシャルネットワーク(SNS)のひとつ、「東京カメラ部」と協力して写真展を開催します。

 「東京カメラ部」の投稿者の一人である八木 進氏は、そのノスタルジックなテイストの作品で人気を博し、2015年、48万作品の中から選ばれた「10選」(*注)の一人となられました。今回はWeb上に投稿された1点1点の画像を、銀塩プリントによる写真展という一連の作品表現に紡ぎ上げるプロセスに初挑戦していただきます。SNSというバーチャルな空間から生まれた映像が、リアルに実在する写真展になることで、「撮る者」と「観る者」の間により深い「つながり」が生まれることを実感していただければ幸いです。

(*注) 「東京カメラ部」に2015年に投稿された48万作品の中から、運営がシェアした約2,500作品を、延べ3億人が閲覧、「いいね!」、コメント、シェアをした結果選ばれた上位10作品。(2015年3億人、2016年4.5億人は、東京カメラ部とその分室がタイムラインで紹介している作品の年間延べリーチ(閲覧者)数(Facebook、Twitterインサイト)に基づく。

※ 6月10日(土)、11日(日)に写真展併催イベントとして、八木 進氏によるギャラリートークを開催いたします。


【出展者 八木 進氏のコメント】
 この写真展の舞台となっている映画館は、約40年前に私の父が建てたものですが、2011年、時代の流れで閉館することが決まりました。私は、どうしてもただの記録として一人で写真を残す気持ちにはなれず、遊びに来ていた息子と一緒に写真を撮るようになりました。古くなった椅子、汚れた絨毯、油の匂いのする映写室、私たちにとっては全てが美しく見え、それは私が父に連れられてきていた頃を思い出すような日々でした。父は早くに他界していて私の息子、つまり父の孫と会うことはありませんでしたが、今思えばこの写真は、私たち親子3人のポートレートだったと思っています。

 「東京カメラ部」のコンテスト部門に入選し、自分の写真が大きく引き伸ばしたプリントで写真展会場に展示されているのを初めて見て感激しました。また写真をPC越しではなく同じ空間で直接見ていただけることにも感動した記憶が鮮明に残っています。初めての写真展ですが、会場で皆さんと写真の楽しさを分かち合えればと思います。


企画展名 FUJIFILM SQUARE 開館10周年記念写真展
東京カメラ部×FUJIFILM 八木 進写真展
「CINEMA PARFUM」 ~子供のころ、映写室を愛したように~
開催期間 2017年6月9日(金)~2017年6月15日(木)
開館時間 10:00~19:00 (最終日は16:00まで/入館は終了10分前まで) 会期中無休
会場 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)
富士フイルムフォトサロン 東京 スペース2
出展作家 八木 進 (東京カメラ部 10選 2015)
作品点数 約40点
入場料 無料
主催 富士フイルム株式会社
協力 東京カメラ部

富士フイルムフォトサロンおよび写真歴史博物館は、2016年公益社団法人企業メセナ協議会より、「芸術・文化振興による社会創造活動」として「THIS IS MECENAT 2016」の認定を受けております。
※ 企業による芸術文化支援(メセナ)活動の活性化を目的に1990年に設立された、日本で唯一のメセナ専門の中間支援機関。

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