富士フイルムが運営する写真展(東京・六本木)

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富士フイルムが運営する写真展(東京・六本木)

フジフイルム・フォトコレクション フジフイルム・フォトコレクション

富士フイルムホールディングス株式会社は、2014年の創立80周年の際に、幕末・明治から現代に至る日本の写真史を飾る101人の写真家選りすぐりの1枚を「フジフイルム・フォトコレクション」として収集。

そして、90周年を迎えた2024年は「人を撮る」をテーマに20世紀の世界写真史に名を連ねる写真家20名によって撮影された53点の歴史的価値の高い作品を「フジフイルム・フォトコレクションII」として収集いたしました。

『フジフイルム・フォトコレクション』
日本の写真史を飾った写真家の「私の1枚」

『フジフイルム・フォトコレクションII』
世界の20世紀写真「人を撮る」

アルフレッド・スティーグリッツ《三等船室, 1907年》Photograph by Alfred Stieglitz

W. ユージン・スミス《楽園への歩み, 1946年》© 1946, 2024 The Heirs of W. Eugene Smith

アウグスト・ザンダー《アマチュア飛行士, 1920–28年》Photograph by August Sander

アウグスト・ザンダー《写真家の妻(アンナ・ザンダー), 1902年頃》Photograph by August Sander

ウォーカー・エヴァンズ《ペニー・ピクチャー・ディスプレイ, サバンナ, 1936年》Photograph by Walker Evans

「フジフイルム・フォトコレクションII」のテーマは「人を撮る」。人物写真は、写真術誕生における最大の動機であり、写真の原点であったとされています。新たな技法がいくつも生まれたその歴史の中で、人物写真は常に人々の関心の中心であり続け、それは今日においても変わりません。「人を撮る」ことは、写真の歴史の中で最も身近で、最も特別なものであり、写真の普遍的なテーマであるといえます。

「フジフイルム・フォトコレクションII」は20世紀の世界写真史に名を連ねる、著名な海外写真家たちの「人を撮った」名作、傑作を集めた53点の至高の写真コレクションです。

写真家一覧

アンセル・アダムス、マヌエル・アルバレス・ブラボ、ハリー・キャラハン、アンリ・カルティエ=ブレッソン、イモージン・カニンガム、ブルース・デヴィッドソン、エリオット・アーウィット、ウォーカー・エヴァンズ、エメット・ゴーウィン、石元泰博、ユーサフ・カーシュ、ジャック・アンリ・ラルティーグ、スティーヴ・マッカリー、アーノルド・ニューマン、マーティン・パー、セバスチャン・サルガド、アウグスト・ザンダー、W. ユージン・スミス、アルフレッド・スティーグリッツ、エドワード・ウェストン(全20作家)

富士フイルムグループ
創立90周年記念コレクション展

フジフイルム・
フォトコレクションII

世界の20世紀写真「人を撮る」

「フジフイルム・フォトコレクションII」として新たに収蔵された全53点のきわめて貴重なオリジナルプリントを一堂に展示します。

20世紀写真の「人を撮った」名作、傑作を集めた至高の写真コレクションを、この機会にぜひご覧ください。

開催期間
2024年4月26日(金) 〜 5月16日(木)
開館時間
10:00 - 19:00
(初日は11:00から、最終日は14:00まで、入館は終了10分前まで)
会期中無休
会場
FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)
〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番3号(東京ミッドタウン・ウエスト)
TEL: 03-6271-3350
入館料:無料
※企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入館無料にしております。
展示会ページへ

鹿島清兵衛「ポン太」1895年頃

木村伊兵衛「秋田おばこ 秋田・大曲」1953年

森山大道「三沢の犬」1971年

前田真三「麦秋鮮烈」1977年

星野道夫「夕暮れの河を渡るカリブー」1988年頃

「フジフイルム・フォトコレクション」は、幕末・明治から現代に至る日本の写真史を飾る101人の写真家選りすぐりの1枚を収集したものです。フジフイルム スクエアをはじめ、全国の美術館等、20か所以上で展示し、20万人を超える人々にその芸術的価値をお伝えするとともに、日本写真史の体系的な理解に役立てていただいています。

図録の紹介

フジフイルムフォトコレクションⅠ 図録表紙

フジフイルム スクエアで展示会図録「フジフイルム・フォトコレクション」をご購入いただけます。また、より多くの方に手軽にご購入いただけるように、コンパクトサイズの図録もご用意しています。

価格
2,500円(税込)/ コンパクトサイズ 1,000円(税込)

作品リスト

フェリーチェ・ベアト
長崎、中島川, 1865年頃
上野彦馬
長崎、中島川, 1872年頃
下岡蓮杖
<The Far East>より 「果物売り」, 1860年代半ば
下岡蓮杖
<The Far East>より 「籠売り」, 1860年代半ば
下岡蓮杖
<The Far East>より 「ブリキ職人」, 1860年代半ば
下岡蓮杖
<The Far East>より 「醤油売り」, 1860年代半ば
内田九一
隅田川の舟遊び, 1872年
日下部金兵衛
三保の松原の人力車, 1880年代
小川一真
百美人, 1890年
鹿島清兵衛
ポン太, 1895年頃
福原信三
釣り <巴里とセイヌ>より, 1913年
塩谷定好
破船, 1929年
桑原甲子雄
麹町区馬場先門(現・千代田区), 1936年
安井仲治
海濱, 1936年
福原路草
不詳 新潟・関温泉にて, 1938年
田淵行男
初冬の浅間 黒斑山の中腹より, 1940年
濱谷浩
歌ってゆく鳥追い 新潟 <雪国>より, 1940年
岡田紅陽
東海の松 毘沙門 静岡県, 1944年頃
影山光洋
手作りの小麦の収穫祝いの食卓, 1946/6/25
林忠彦
太宰治, 1946年
杵島隆
老婆像, 1948年
植田正治
パパとママとコドモたち, 1949年
木村伊兵衛
秋田おばこ 秋田・大曲, 1953年
渡辺義雄
内宮正殿北西側全景 <伊勢神宮>より, 1953年
岩宮武二
マヌカン, 1954年
大竹省二
ヘルベルト・フォン・カラヤン, 1954年
大辻清司
陳列窓, 1955年
田沼武能
真知子巻きでお使い 東京・佃島, 1955年
鋤田正義
母, 1958年
長野重一
5時のサラリーマン 東京・丸の内 <ドリーム・エイジ>より, 1959年
石元泰博
シカゴ 子供 <シカゴ・シカゴ>より, 1958-61年
川田喜久治
日の丸 <地図>より, 1960年
細江英公
薔薇刑 #32, 1961年
緑川洋一
瀬戸内海・島と灯台, 1962年頃
芳賀日出男
正月と盆 横手万歳, 1962年
富山治夫
過密 <現代語感>より, 1964年
白簱史朗
冬の晨 箱根姥子, 1965年
高梨豊
<東京人>より, 1965年
立木義浩
<舌出し天使>より, 1965年
桑原史成
“生ける人形”とも言われた少女 <水俣>より, 1966年
坂田栄一郎
<Just Wait>より, 1966年
篠山紀信
<誕生>より, 1967年
土門拳
釈迦如来左半面相 <室生寺>より, 1967年
広田尚敬
C57 動輪 秋田・土崎, 1967年
小川隆之
<New York Is>より, 1968年
久保田博二
沖縄, 1969年
土田ヒロミ
愛知 一色黒沢 <俗神>より, 1969年
荒木経惟
<センチメンタルな旅>より, 1971年
沢渡朔
<NADIA>より, 1971年
十文字美信
Untitled <首なし>より, 1971年
鈴木清
女、川崎 <流れの歌>より, 1971年
東松照明
波照間島, 1971年
森山大道
三沢の犬, 1971年
北井一夫
長崎・平戸 <村へ>より, 1972年(シリーズ発表年:1976年)
田村彰英
YOKOHAMA <午後>より, 1972年
奈良原一高
二つのゴミ缶、ニューメキシコ <消滅した時間>より, 1972年
森永純
福岡県能古島 <波-海>より, 1972年
有田泰而
First Born, 1973年
木之下晃
Alfred Brendel <世界の音楽家>より, 1974年
原直久
レ・アール市場あと <Paris>より, 1974年
江成常夫
スラムのアパートの三人家族 7ストリート、東111番地 New York <ニューヨークの百家族>より, 1975年
倉田精二
池袋・光町大橋近く 東京・池袋 <Flash Up>より, 1975年
杉山守
ベンジンボトル <STILL LIFE>より, 1975年
秋山亮二
<津軽 聊爾先生行状記>より, 1976年
操上和美
海を見る <陽と骨>より, 1976年
須田一政
山形・銀山温泉 <風姿花伝>より, 1976年
南川三治郎
ジョアン・ミロ <アトリエの巨匠たち>より, 1976年
石内都
絶唱・横須賀ストーリー, 1977年
牛腸茂雄
<SELF AND OTHERS>より, 1977年
深瀬昌久
鴉 金沢 <鴉>より, 1977年
前田真三
麦秋鮮烈, 1977年
中村征夫
海軍コマンドに憑かれた男たち, 1978年
山崎博
<HELIOGRAPHY>より, 1978年
北島敬三
新宿二丁目のゲイボーイ <東京 1979>より, 1979年
水越武
天に登る光跡 カラコルム・パキスタン, 1979年
入江泰𠮷
斑鳩の里落陽 法隆寺塔, 1980年頃
大西みつぐ
根津 <Wonderland 1980~1989>より, 1980年
島尾伸三
<生活>より, 1980年
普後均
「暗転」シリーズより, 1980年
ハービー・山口
GALAXY, London, 1981年
伊藤義彦
Imagery 72-82011, 1982, 1982年
山沢栄子
What I'm doing #24 <What I'm doing>より, 1982年
清家冨夫
<Portrait of ZOE>より, 1983年
長倉洋海
一人、山上で本を読む戦士マスード アフガニスタン, 1983年
築地仁
写真像 #55 <写真像>より, 1984年
水谷章人
<白銀の閃光>より, 1984年
宮本隆司
解体中の有楽座、日比谷映画劇場から三信ビルを見る<建築家の黙示録>より, 1984年
広川泰士
sonomama sonomama #26, 1985年(シリーズ発表年:1987年)
伊奈英次
在日沖縄米軍楚辺通信所 <ZONE>より, 1986年
上田義彦
Robert Mapplethorpe, 1986年
竹内敏信
ファイヤーカーテン 三原山, 1986年
三好耕三
本荘 <Picture Show 傍観>より, 1986年
星野道夫
夕暮れの河を渡るカリブー, 1988年頃
今道子
タコ+メロン, 1989年
柴田敏雄
新潟県北魚沼郡湯之谷村 <日本典型>より, 1989年
田中光常
オウサマペンギン サウス・ジョージア島, 1992年
齋藤亮一
スズダリ ロシア共和国  <NOSTALGIA>より, 1993年
潮田登久子
東京 世田谷 <冷蔵庫/Ice Box>より, 1994年
瀬戸正人
渋谷 <Silent Mode>より, 1995年
野町和嘉
ライラトル・カドルの礼拝 メッカ, 1995年
秋山庄太郎
薔薇, 1996年頃
佐藤時啓
光ー呼吸#275 Koto-ku Aomi, 1996年
白岡順
フランス、ニーム 1999年7月13日, 1999年
鬼海弘雄
歳の祝いの日 <PERSONA>より, 2001年

フジフイルム スクエアの
これまでの活動

富士フイルムフォトサロンは、2023年、公益社団法人企業メセナ協議会より、「芸術・文化振興による社会創造活動」として「THIS IS MECENAT 2023」の認定を受けております。