写真展 FUJIFILM SQUARE(トップ) > 写真展・イベント情報 > 「幕末・明治の寫眞師 内田九一」展 第3部 風景編Ⅱ 開催のお知らせ
  • 開催期間
  • 2011年7月1日(金)~2011年8月31日(水)
    10:00~19:00 期間中無休
  • 会場
  • FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア) 1F 写真歴史博物館
  • 入場料
  • 無料
  • 作品点数
  • 約25点(予定)
  • 主催
  • 富士フイルム株式会社
  • 協力
  • 内田写真株式会社
    倉持 基(東京大学大学院情報学環 特任研究員)
  • 後援
  • 港区教育委員会
  • 開催中の写真展・イベント
写真歴史博物館

「幕末・明治の寫眞師 内田九一」展 第3部 風景編Ⅱ 開催のお知らせ

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FUJIFILM SQUARE(フジフイルムスクエア)は、写真歴史博物館にて、「幕末・明治の寫眞師内田九一」展の第3部風景編Ⅱを2011年7月1日(金)から8月31日(水)まで開催いたします。

 幕末・明治の写真師、内田九一(1844~1875年)は、明治天皇の「御真影」を初めて撮影した写真師として、また、幕末から明治初期において旧徳川幕府・明治維新の志士や高官、著名人、さらに、当時の東京をはじめとする日本各地の風景を撮影して後世に残し、日本の写真黎明期にその名を燦然と輝かせる写真師です。

 かつて明治政府は天皇を中心とする近代中央集権国家を目指し、新時代の統治者である明治天皇が日本各地へ巡幸することで新しい時代を迎えたことを示しました。
 第3部では、その明治天皇の京都・大阪・九州等を巡る、西国・九州巡幸に九一が随行した際に、撮影されたものを中心とした、西日本の風景を展示いたします。
 明治天皇が乗る御召艦「龍りゅうじょう驤」を旗艦とする艦隊や、西南の役にて火災にあう前の熊本城など、「東都随一」と称され、かつて日本でもっとも著名な写真師と言われた内田九一が撮影した歴史写真の、芸術性をお楽しみいただけるとともに、写真の優れた歴史資料的価値をご覧いただけます。

※展示作品は英語解説も準備しております。海外のお客様にも楽しんでいただけます。
※展示作品はオリジナルを忠実に再現・拡大した高画質の銀塩写真プリントです。

プロフィール

内田九一(うちだ くいち) 1844年?1875年

弘化元年(1844年)長崎に生まれ、幼少にして両親を失う。蘭医ポンペに舎密学を、松本良順を通じて筑前福岡藩士・前田玄造などに写真術を学んだ。慶応元年(1865年)大坂(大阪)に写真館を開業し、後に横浜・馬車道と東京・浅草で開業した。明治5年(1872年)明治天皇最初の御巡幸(西国巡幸)の際、宮内省御用掛として随行し、名所旧跡の写真を数多く撮影した。また、御巡幸前とその翌年、天皇を撮影している。歌舞伎俳優などの写真撮影・販売でも有名となり、神田駿河台紅梅町に洋館兼写真館の豪邸を建てるも、肺結核を患い、明治8年(1875 年)死去。享年32。

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