写真展 FUJIFILM SQUARE(トップ) > 写真展・イベント情報 > 【FUJIFILM SQUARE 写真歴史博物館 企画展】終生モダニズムを貫いた写真家 「植田正治の写真世界」 開催のお知らせ
  • 開催期間
  • 2012年6月1日(木)~2012年8月31日(金)10:00 ~19:00 期間中無休
  • 開館時間
  • 10:00~19:00(入館は18:50まで)
  • 会場
  • FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア) 1F 写真歴史博物館
  • 入場料
  • 無料
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【FUJIFILM SQUARE 写真歴史博物館 企画展】終生モダニズムを貫いた写真家 「植田正治の写真世界」

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 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)は写真歴史博物館にて、『終生モダニズムを貫いた写真家「植田正治の写真世界」』を2012年6月1日(金)から2012年8月31日(金)まで開催いたします。
 来年、2013年に生誕100周年をむかえる植田正治(1913-2000)は鳥取県境港市に生まれ、生涯にわたり地元を愛し、その地で鳥取砂丘や出雲など山陰の風土に根ざした優れた作品を残しました。
 彼の独自の作風は、広大な砂丘の空間に人々を配するモダンな演出と、どこかユーモアのセンスが感じられ、その時代だけでなく時を経て若い人たちを含めた幅広い層の支持を得、またスペイン、スイス、フランスで巡回展が行われるなど、世界中で高く評価されています。
 本展は、「植田調」と呼ばれる砂丘で撮影された代表作を中心に、戦前写真雑誌に発表した貴重な作品や、遊び心豊かにオブジェを配した写真など約25点を展示いたします。写真家自身が手がけた美しいオリジナルプリントで生涯アマチュア精神を忘れず、純粋に写真に情熱を傾けた植田正治の写真世界をお楽しみください。



プロフィール


植田 正治 1913年-2000年

1913年鳥取県西伯郡境町(現境港市)生まれ。中学生の頃から、写真に夢中になる。1932年上京し、オリエンタル写真学校に入学。卒業後、郷里に帰り19歳で営業写真館を開業。この頃より、写真雑誌や展覧会に次々と入選し、頭角を表していく。1937年に中国写真家集団創立同人となり、以後同集団東京展に精力的に作品を発表し、《少女四態》などの群像演出写真で注目をあびる。1949年に「綴方・私の家族」を発表。このシリーズをはじめ、砂浜や砂丘を舞台とした作品で高い評価を得る。その後も国内外で高い評価を受け、1978年文化庁創設10周年記念功労者表彰、1996年フランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエ、1998年 第1回鳥取県県民功績賞などを受賞。1995年に鳥取県西伯郡岸本町(現:伯耆町)に植田正治写真美術館開館。2000年7月4日、死去。

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