自然と暮らしが一体となった日本の原風景
富士フイルムフォトサロン 公募写真展

中條均紀写真展「古志の里 -新潟県中越地震から15年-」

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写真を始めて35年、きっかけは子供の誕生を機に一眼レフカメラを購入したことでした。
旧山古志村とその周辺の地域には、自然と人の営みが一体化した風景があります。そこから醸し出される温かさに感動して、その地域を「古志の里」と名付けて撮り続け、写真雑誌や個展などを通して、その魅力を伝えてきました。
それらの作品を集めた個展を富士フォトサロン 東京にて1999年、2004年、2006年に開催し、同時に3冊の写真集にまとめました。今回で4回目の個展開催になります。
かなり以前より、過疎化が進んでいた「古志の里」は、震災をきっかけに消滅してしまうのではないかと危惧していました。そんな中、復興に立ち上がった人々の力で、棚田棚池は田んぼから養鯉池に姿を変えつつも、今ではその7~8割方が維持活用され、震災前よりも活気を見せています。
私はこの「人の暮らしを感じる風景」に愛着を感じて、撮影を続けています。
中越地震から15年が経過した今、復興後の「古志の里」を紹介したいと思います。

プロフィール

中條均紀 (なかじょう まさのり)
1952年新潟県生まれ。東京農業大学卒業後、1975年食品会社に就職。
1985年より写真活動開始。2004年林忠彦賞受賞。
現在、古志の里の作品制作活動をしながら、写真教室講師、講演、フォトコンテスト審査員等で活躍中。


開催期間 2020年10月16日(金)~2020年10月22日(木)
開館時間 10:00~19:00 (最終日は16:00まで/入館は終了10分前まで) 会期中無休
会場 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1
入場料 無料
※ 企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入館無料にしております。
作品点数 全紙、カラー、約45点

※ 写真展はやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。


富士フイルムフォトサロンは、2020年、公益社団法人企業メセナ協議会より、「芸術・文化振興による社会創造活動」として「THIS IS MECENAT 2020」の認定を受けております。

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