写真に和歌の魅力を加えて、抒情性を高める
~写真と和歌で四季を奏でる~ 加茂清次写真展「四季讃々」

  • 君と見し穂すすき染める緋の色の 生石の夕日今日独り見む
    生石高原の夕日

  • 去年撮り今年また撮りまだ遠し 来年また来む霧の紫陽花
    紫陽花霧景

  •  しののめの雪の浜辺に染むあかね かもめの群れて湖(うみ)は明け行く
    夜明けの湖畔

  • 逢ひたくて今日もまた待つ花の下 愛らしき君その名はめじろ
    メジロと紅梅

 

 撮影のテーマは、風景や花、そしてそこに生きる鳥や虫たちなどです。自分が癒され感動した光景を伝えたいと思い、デジタルカメラでマクロから望遠まで幅広いレンズワークで捉えました。また、写真だけでは表現できない作者の心情を和歌に詠み、写真に添えて抒情性を高める手法で表現しています。日本ではまだ希少なスタイルですが、私は作者の思いをさらに伝えやすい方法だと思います。
 撮影地は奈良、和歌山、大阪など関西一円。個展は東京・大阪などに続き、4回目です。和歌とのコラボ写真をお楽しみいただければ幸せに思います。


開催期間 2018年7月20日(金)~ 2018年7月26日(木)
開館時間 10:00~19:00 (最終日は16:00まで/入館は終了10分前まで)
会場 富士フイルムフォトサロン 東京 スペース2
入場料 無料
作品点数 サイズ(A3ノビ)・カラー・約45点

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