FUJIFILM SQUARE 開館10周年記念写真展
これぞ、マグナム創設のスピリット!

~世界中に影響を与えた写真家集団~
「マグナム創設の原点」

  • 難民の少女
    バルセロナ スペイン 1939年 ロバート・キャパ
    ©Robert Capa / ICP / Magnum Photos

  • サンラザール駅裏
    パリ フランス 1932年 アンリ・カルティエ=ブレッソン
    ©Henri Cartier-Bresson / Magnum Photos

  • ロンドン大空襲
    英国 1940年 ジョージ・ロジャー
    ©George Rodger / Magnum Photos

  • 石油精製所の見張り番少女
    ハイファ イスラエル 1951年 デビッド・シーモア
    ©David Seymour / Magnum Photos

  • 生後5分の子と母
    ニューヨーク州ポート・ジェファソン アメリカ 1959年 イヴ・アーノルド
    ©Eve Arnold / Magnum Photos

 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)では、2017年10月6日(金)から25日(水)まで、~世界中に影響を与えた写真家集団~『マグナム創設の原点』写真展を開催いたします。

 フジフイルム スクエアは、今年3月30日に迎えた開館10周年を機に、「写真の過去・現在・未来」を発信するため12展の開館記念写真展を開催しています。その1つとして、写真が持つ記録性と芸術性で世界中に大きな影響を与えてきた世界的写真家集団の創設期を伝える写真展を開催します。

 マグナム・フォトとは、1947年、ロバート・キャパが発案し、仲間のアンリ・カルティエ=ブレッソンたちと結成した写真家のグループです。第二次世界大戦中、報道写真家として活躍していた彼らは、独自の視点で世界を見直すことを目的にマグナムを創設しました。折しも世の中は、大戦からの復興と、人権という新しい価値観の共有に向け大きく動き始めていました。記録することを重視し、フォトジャーナリズムの礎を築いたキャパと、瞬間を切りとることにより写真の芸術性を高めたアンリ・カルティエ=ブレッソン。マグナムの誕生は、写真に備わる「記録」と「芸術」の二面性をひとつの組織の中で融合し、ドキュメンタリー写真の地位を揺るぎないものに確立した瞬間でもありました。記録と芸術としての写真の力を通じてヒューマニズムに訴えるという、設立当初からのマグナムのスピリット。創設期の写真家たちによる名作を集めた本展は、改めて今の時代を考えるきっかけとなることでしょう。

※ 10月9日(月・祝)に特別イベントとして、本展キュレーターによる記念講演会を開催いたします。
また、会期中毎日、フジフイルムスクエアコンシェルジュによる「初めてでもよくわかるマグナム・フォト」を開催いたします。


企画展名 FUJIFILM SQUARE 開館10周年記念写真展
~世界中に影響を与えた写真家集団~「マグナム創設の原点」
開催期間 2017年10月6日(金)~2017年10月25日(水)
開館時間 10:00~19:00 期間中無休 (入館は終了10分前まで)
会場 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)
出展作家 ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン 他創設期メンバー計10名
作品点数 約70点 全て銀塩オリジナルプリント
入場料 無料
主催 富士フイルム株式会社
協力 マグナム・フォト東京支社
後援 港区教育委員会

【特別イベント】
(1) 本展キュレーターによる記念講演会

日時 2017年10月9日(月・祝)  13:30~15:00(予定)
会場 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア) 2F 特設会場
演者 小川 潤子氏 (マグナム・フォト東京支社)

【特別イベント】
(2) フジフイルムスクエアコンシェルジュによる「初めてでもよくわかるマグナム・フォト」

日時 会期中毎日開催  14:00~ / 17:00~ (各回約30分)
会場 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア) 写真展会場内
※ 座席はございませんので、予めご了承ください。
参加 無料
事前申込 不要

[ご参考]

1.写真展の構成

Part I 創設者4 人が写真家として活動を開始
ハンガリーに生まれたロバート・キャパは、「崩れ落ちる兵士」の写真でその名を世界に広めました。一方、フランスのアンリ・カルティエ=ブレッソンは、画家から写真家に転向。個展を開催するなど、アーティストとして活躍していました。後にマグナム創設者となるのは、他に、ポーランド人のデビッド・シーモア、イギリス人のジョージ・ロジャーがいました。

Part II 第二次世界大戦
第二次世界大戦中、4人は各地で戦争を取材。キャパは、ノルマンディー上陸作戦の作品を発表し、報道写真家としての地位を確たるものにしました。一方捕虜となったブレッソンは、3回目の試みで脱出に成功し、大戦終焉直後のインドや中国を取材。4人の眼差しは、戦渦でも、常に市井の人々に向けられていました。

Part III マグナム創設とその後
1947年マグナム創設。その後、信条に賛同するメンバーが次第に増え、活動の幅は広がっていきました。時事問題だけでなく、芸術や文化に関する作品も多く手掛けるようになっていきます。
1954年、ロバート・キャパとワーナー・ビショフが不慮の死を遂げ、2年後デビッド・シーモアもその後を追いますが、マグナムのスピリットは存続し、創設から70年たった今日まで受け継がれています。

2.出品写真家一覧

ロバート・キャパRobert Capa
アンリ・カルティエ=ブレッソンHenri Cartier-Bresson
デビッド・シーモアDavid Seymour
ジョージ・ロジャーGeorge Rodger
ワーナー・ビショフWerner Bischof
マルク・リブーMarc Riboud
インゲ・モラスInge Morath
イヴ・アーノルドEve Arnold
エリオット・アーウィットElliott Erwitt
デニス・ストックDennis Stock



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