世界的ポートレートの巨匠 アルバート・ワトソンの傑作と、
関 健作のFUJIFILM AWARD大賞受賞作品が一堂に。

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 SPECIAL EDITION
TOKYOGRAPHIE 2019
■ アルバート・ワトソン「Wild」
■ 関 健作「2:16.22 ―その記録の向こう側―」

  • アルバート・ワトソン「坂本龍一」ニューヨーク 1989年
    Photo by Albert Watson

  • アルバート・ワトソン「ミック・ジャガー」ロサンゼルス 1992年
    Photo by Albert Watson

  • 「2:16.22 —その記録の向こう側—」 2019年
    ©関 健作

  • 「2:16.22 —その記録の向こう側—」 2019年
    ©関 健作

 FUJIFILM SQUARE(フジフイルムスクエア) では、2019年11月29日(金)から12月12日(木)まで、KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭と共催し、東京ポップアップイベント“TOKYOGRAPHIE 2019”の会場としてアルバート・ワトソン「Wild 」、関 健作「2:16.22 —その記録の向こう側—」の2写真展を開催いたします。“TOKYOGRAPHIE”は、フランス・アルルで毎年約3ヵ月間にわたって開催されるヨーロッパでも最大級の伝統ある写真祭、「アルル国際フォトフェスティバル」のようなアートのプラットフォームを日本につくるべく、2013年より京都で開催されているKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭(主催:一般社団法人KYOTOGRAPHIE)が、その特別版として東京で開催するイベントで、今年で2回目です。KYOTOGRAPHIEポートフォリオレビューは、KYOTOGRAPHIEで開催される新進写真作家の作品発表の場で、富士フイルムは今年度出展された作品の中から最も優れた1作品に対しFUJIFILM AWARDを授与させていただきました。


■ アルバート・ワトソン写真展「Wild」

アルフレッド・ヒッチコック、デヴィッド・ボウイ、ミック・ジャガー、スティーブ・ジョブズなど、時代の寵児たちのポートレートを多数撮影し、VOGUEなど世界各国の著名誌の表紙を100以上手がけるなど、写真家として50年以上第一線で活躍し「ポートレートの巨匠」と名高いアルバート・ワトソン。人物はもちろん静物から風景まで、被写体の持つ力強さや生命力を最大限に引き出し、ヴィジュアルとしての美しさに昇華し作品に収めたワトソンは、まさに写真に身を捧げた人物とも言えよう。ワトソンの日本初の回顧展の巡回展で、本展では、ポートレートや風景写真のほか、未公開の新作や坂本龍一のアルバム『BEAUTY』のジャケットのアザーカットも展示する。


■ KYOTOGRAPHIE 2019ポートフォリオレビュー受賞者 FUJIFILM AWARD大賞受賞作品
関 健作「2:16.22 —その記録の向こう側—」

タイム(=記録)とは競技者の名刺である。
数字は無味乾燥で端的なものだ。だからこそ、その向こう側にある汗にまみれた膨大な物語との乖離に違和感を覚える。
2時間16分22秒。1964年東京オリンピックのマラソン競技で銅メダルを獲得した円谷幸吉の記録だ。
彼は栄光を掴み一躍時の人となったが、その後27歳という若さで自ら命を絶つことになる。記録は彼にとって栄光の象徴と同時に、次の瞬間には超えなければいけない目標へと変化した。数字は目に見えない巨大な壁として立ちはだかり、大きな絶望と孤独を彼にもたらしたのかもしれない。
今回「走る」という行為に人生をかけ、自分の記録と対峙し続けた5人のアスリートたちを取材した。痛みと共存し続けた長距離ランナー、痙攣の不安を抱えたスプリンター、国民の期待に応えることができず弱い自分と邂逅してしまうハードラー、オリンピックのメダリストとなり人間関係に苦悩するスプリンター、コーチに依存し自分を見失っていくハードラー。
インタビューを元に、その記録の向こう側で彼らが見たものの視覚化を試みた。かつて数字と向き合い苦悩した一人の陸上競技選手だった私が、このプロジェクトを進めるということは、繊細にからまった数字と記憶の糸をほぐしていく作業でもあった。


※ 写真展併催イベントとして、2019年11月30日(土)14:00から、アルバート・ワトソンが来館。自身の展示作品「Wild」について語ります。
また、2019年11月30日(土)10:30から、元陸上競技選手の為末 大氏をお招きし、作品を交えながらアスリートの内面を言語化しようと試みるトークイベントを行います。


企画展名 KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 SPECIAL EDITION
TOKYOGRAPHIE 2019
開催期間 2019年11月29日(金)~2019年12月12日(木)
開館時間 10:00~19:00 (最終日は14:00まで 入場は閉館10分前まで) 会期中無休
会場 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア) スペース1、2、ミニギャラリー
展示作品 ■アルバート・ワトソン「Wild」
■KYOTOGRAPHIE 2019ポートフォリオレビュー受賞者 FUJIFILM AWARD大賞受賞作品
  関 健作「2:16.22 —その記録の向こう側—」
入場料 無料
※ 企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入場無料にしております。
主催 富士フイルム株式会社 / ビー・エム・ダブリュー株式会社 / 一般社団法人 KYOTOGRAPHIE

【写真展併催イベント】

■ アルバート・ワトソン トークイベント「Wild」

2019年11月30日(土) 14:00~15:00
アルバート・ワトソンが来館。自身の展示作品「Wild」について語ります。(逐次通訳付)
進行 : KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 共同代表 仲西祐介

■ 関 健作×為末 大 トークイベント「アスリートの記録と記憶」

2019年11月30日(土) 10:30~11:30
元陸上競技選手の為末 大氏をお招きし、作品を交えながらアスリートの内面を言語化しようと試みるトークイベントです。このプロジェクトの経緯、作り上げていく中でぶつかった課題、作品に出てくる5人のアスリートの記憶を掘り下げていきます。

会場 いずれも、 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア) 2F 特設会場
定員 それぞれ200名(定員になり次第受付終了。席に余裕がある場合のみ当日受付。)
お申し込み方法

2019年11月1日(金)より応募フォーム、お電話、もしくは フジフイルム スクエア受付にて。

TEL 03-6271-3350 (電話受付時間10:00-18:00)

※ イベントの内容が変更・中止となる場合がございます。予めご了承ください。


出展者 プロフィール

アルバート・ワトソン(Albart Watson)

アルバート・ワトソン
©Gloria Rodriguez

アルバート・ワトソン(Albart Watson) プロフィール
1942年 スコットランド・エディンバラ生まれ。名だたる著名人たちのポートレートを手がけ、ワトソンの卓越した写真表現は人々を魅了し続けている。世界各国のVOGUEの表紙を100以上、ローリングストーンズ誌やハーパス・バザーなど著名誌の表紙を多数撮影するなど華々しい経歴を持つ。40年にわたりアートワークも創作し続け、世界中の美術館やギャラリーでも展示多数。また、フォト・ディストリクト・ニュースが選ぶ最も影響を与えた写真家20人の1人に選ばれた。主な受賞歴に、グラミー賞やルーシー賞、三度にわたるアンディー賞、ハッセルブラッド・マスターズ賞などがある。


関 健作

関 健作

関 健作 プロフィール
1983年 千葉県生まれ。順天堂大学・スポーツ健康科学部卒業。2007年よりブータンの小中学校で3年間体育教師を務め、2011年よりフリーランスフォトグラファーとして活動を開始。人間の内面を表現するドキュメンタリー作品を制作している。
2017年 脳腫瘍という病気と向き合う友人を追ったドキュメンタリーで若手写真家の登竜門とされる「名取洋之助写真賞」を受賞。HIPHOPに魅了されたブータンの若者たちをまとめた写真集「OF HOPE AND FEAR」で2018年のKYOTOGRAPHIEポートフォリオレビュー賞 FUJIFILM AWARD特別賞受賞。2019年同大賞受賞。


5人のアスリート プロフィール

為末 大

為末 大

為末 大
1978年 広島県出身。世界陸上男子400mハードルで、2回銅メダルを獲得。
オリンピックはシドニー、アテネ、北京と3大会連続で出場。
男子400mハードルの日本記録保持者(2019年10月現在)
現在は、Sports×Technologyに関するプロジェクトを行う株式会社Deportare Partnersの代表を務める。新豊洲Brilliaランニングスタジアム館長。


高平 慎士
1984年 北海道出身の陸上競技選手。富士通陸上競技部所属。
オリンピックはアテネ、北京、ロンドンと3大会連続で出場。
2008年の北京オリンピックでは、4×100mリレーで銅メダルを獲得。(2017年にジャマイカチームの失格により銀メダルに繰上げとなった。)
日本選手権男子200mで5回優勝。
現在は、陸上競技の普及活動や解説など幅広く活動している。

長谷川 清勝
1983年 岩手県出身。元実業団長距離ランナー。順天堂大学からJR東日本ランニングチームへ。大学時、箱根駅伝に3年連続で出場。
2005年 千葉マリンハーフマラソン優勝、2011年サロマ湖100kmウルトラマラソン優勝。2015年青梅マラソン・30km優勝。2017年に現役を引退した。

菅野 優太
1980年 千葉県出身。元プロ陸上競技選手。
日本選手権男子100mで8回決勝へ進出、最高順位は3位。2002年アジア選手権男子100m日本代表。
2008年に現役を引退。現在は、陸上教室を立ち上げ、子どもたちの育成に力を注いでいる。

石塚 晴子
1997年 大阪府出身。現役の陸上競技選手。
女子400mハードルのU20日本記録保持者(2019年10月現在)
2015年のインターハイで女子400m、400mハードル、4×400mリレーで優勝し、女子MVPを獲得。2015年世界陸上北京大会の女子4×400mリレーの日本代表。
2016年 アジアジュニア選手権400mハードル優勝、世界U20選手権出場。
現在は、実業団に所属し、練習に取り組んでいる。



「FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)の活動」は、公益社団法人企業メセナ協議会主催の「メセナアワード2018」において、優秀賞「瞬間の芸術賞」を受賞しました。
①「富士フイルムフォトサロン」の運営、②「写真歴史博物館」の運営、③「フジフイルム・フォトコレクション」の収蔵・展示の3つの総合的な活動が評価されたものです。
※ 企業による芸術文化支援(メセナ)活動の活性化を目的に1990年に設立された、日本で唯一のメセナ専門の中間支援機関。

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