松井洋子写真展「風知草と草雲雀」

松井洋子「風知草」より

松井洋子「風知草」より

松井洋子「草雲雀」より

松井洋子「草雲雀」より

日本で最も著名な写真作家、故植田正治氏の最後の愛弟子であり、独特の視点で風景をとらえ、風景を叙情あふれる描写で写しとる写真家、松井洋子の代表作、「風知草」(かぜしりぐさ)と「草雲雀」(くさひばり)の写真展をフジフイルム スクエア、ミニギャラリーにて開催いたします。

作家のコメント
山陰を舞台にしたモノクロームの「風知草」と、アイルランドの風景をカラーで捉えた「草雲雀」から18点ずつを展示します。詩人の稲川方人さんは写真集『風知草』に、 ──か細くて聞きとり難い「声」が、いわば懸命に「私」のいる位置を語りかけている、そんな声です──と、言葉を寄せてくださいました。さて、その後の「草雲雀」からはどんな歌が聞こえてくるのでしょう。向かい合う「風知草」と「草雲雀」。ふたつの間に飛び交うささやかな歌声に、ほんのひととき耳を傾けて頂けたら幸いです

※(注)「風知草」(かぜしりぐさ):路傍に生える多年草
     「草雲雀」(くさひばり):蟋蟀(こおろぎ)の一種

プロフィール

1969年東京都生まれ。1993年東京学芸大学卒業。1994年植田正治氏に師事。2003年写真家として独立。2005年写真集『風知草』を蒼穹舎より出版、これにより2006年第18回写真の会賞受賞。2006年から2008年シリーズ〈son et lumiere〉を発表。2010年写真集『草雲雀』を蒼穹舎より出版。現在、最も期待される写真作家の一人です。
(ホームページは http://www.ne.jp/asahi/matsui/yoko/

開催期間 2013年7月26日(金)~2013年8月8日(木)
開館時間 10:00~19:00 (最終日は16:00まで/入館は終了10分前まで)
会場 フジフイルム スクエア ミニギャラリー
入場料 無料

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