第24回 林忠彦賞 受賞記念写真展 中藤毅彦「STREET RAMBLER」

第24回林忠彦賞の受賞を記念した受賞作品展。

 「林忠彦賞」は、戦後写真界に大きな足跡を残した写真家・林忠彦(山口県・周南市出身)の多彩な業績を記念し、周南市と公益財団法人周南市文化振興財団が1991(平成3)年度に創設したものです。時代を共有する写真を撮り続けた林忠彦の精神を継承し、それを乗りこえ未来を切り開く写真家の発掘を目的に、毎年プロ・アマチュア問わず写真を募集。その受賞者の作品を展示いたします。

中藤毅彦

 今回の受賞作「STREET RAMBLER」は、ハバナ、ニューヨーク、モスクワ、上海、パリ、ベルリン、東京と、20世紀劇的な変化を遂げた7都市の姿が収められています。一貫してストリートスナップを撮り続けてきた作者の集大成とも言える作品で、都市の持つ歴史的意味合いにも思いを馳せつつ、風景とそこに生きる人びとを新しい感覚で捉えています。
 また、卓越した技術で表現された、粗い粒子と白黒のハイコントラストの画面は、「都市」の姿を生き生きと見る者の眼に訴えかけます。


開催期間 2015年4月17日(金)~2015年4月23日(木)
開館時間 10:00~19:00 (最終日は16:00まで/入館は終了10分前まで)
場所 富士フイルムフォトサロン スペース1
入場料 無料
作品点数 白黒・70点

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