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この写真展・イベントに関するご意見・コメント

アダムスの情熱

ニックネーム:中島秀雄さん (60代以上の男性)

ポートフォリオとは、写真家が自らプリントした作品をまとめ、適当な箱に収め
売り出すもので、発行部数は10から300部となることもある。
アダムスは、1948年のポートフォリオ・Iから1976年のポートフォリオ・VIIまで発行しました。今回は、その内 のIVで、1963に発行したものである。このときの発行部数は260部で、作品の数は15点になっている。ということは、アダムスは 3900枚ものオリジナルファインプリントを自らプリントしたことになり、この圧倒的なプリント点数だけ見てもアダムスのオリジナルプリントに対する情熱 がひしひしと伝わってくるというものです。私の経験から3900枚ものプリントを創るためには、少なくともこの3倍の印画紙を使うことになり、はたして一 生かけてこれほどのプリントが創れるか分かりません。
写真家アンセル・アダムスに引き付けられる理由は、彼のオリジナルプリントに対する情熱にあり、このことを改めて確認できるすばらしい機会でした。

別の意味でビックリでした

ニックネーム:Helvetiaさん (30代男性)

アンセル・アダムスのオリジナルプリントが見れるということで、混んでるかなぁと思っていましたが、人ごみは「昭和の風貌(かお)」展の方でした。そちら は老若男女、わんさと人がいるのに、アンセル・アダムス展の方は人っ子一人いなくて、「あ~そんなもんなんだぁ」って思いました。おかげで 穴の開くほどじっくりと静かに鑑賞できたのは◎でしたが。

もともと大判フィルムで風景写真を撮っていましたが、アンセル・アダムスの写真を見てモノクロに目覚めた私にとっては、すごく貴重な展示でした。以前は自分でプリントしてもいましたので、とても勉強になりました。
ありがとうございました。

素晴らしきコンセプト

ニックネーム:ハルさん (50代男性)

芸術的素晴らしさは、言うまでもないことでしょう。アダムスのことば、そしてバリアン氏への眼差しが、心打たれます。このポートフォリオには、そちらで掲載していない他の文章も恐らくあるのではないでしょうか?それらも是非拝見したいものだと感じました。