写真展 FUJIFILM SQUARE(トップ) > 富士フイルム フォトサロン > 第3回「名取洋之助写真賞」受賞作品展
  • 開催期間
  • 2008年1月25日(金)〜2008年1月31日(木)
  • 会場
  • 富士フイルムフォトサロン スペース1
  • 入場料
  • 無料

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富士フイルムフォトサロン スペース1
第3回「名取洋之助写真賞」受賞作品展
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社団法人日本写真家協会が30歳までの「新進写真家の発掘と活動を奨励する」ために、公募した受賞作品を展示します。名取洋之助写真賞は今村拓馬「Kids-existence-」(カラー30点)、奨励賞は山本剛士「被災者の心 〜新潟中越地震〜」(モノクロ30点)
第3回「名取洋之助写真賞」
今村 拓馬(いまむら たくま)
1980年福岡県生まれ。27歳。
2003年九州産業大学芸術学部写真学科卒業。2005年九州産業大学大学院芸術研究科写真専攻終了。現在、フリーランスで活躍中。東京都江戸川区在住。
作品内容
子どもたちの「いま」を見つめ、存在、暮らし、生活を撮った写真。子どもたちが普段生活する場所、子ども部屋などで自然な姿をとらえた作品。
ボランティアなどで子どもと接する活動を続ける今村氏は、彼らの中に感じるのは輝きと凛とした姿、内面にあるパワーとエネルギーだ。しかし、日常的には子どもが子どもらしく生きる場所も少なくなっているのが現状だ。人と人との触れ合いは携帯やメールといったモノを通じた上の接点が増えている。彼らの部屋の中での暮らしぶりに焦点を当てながら個々の環境とその奥にある現代や社会を見つけている。
第3回「名取洋之助写真賞奨励賞」
山本 剛士(やまもと たけし)
1985年山梨県生まれ。22歳。
日本ジャーナリスト専門学校卒業。現在、フリーランスで活躍中。山梨県南アルプス市在住。
作品内容
地震によって、自分たちの住んでいた村や町が壊れ、長年住み慣れた場所がなくなり、災害の後の人々の生活や場所を撮った作品。
天災と人災は重なっている。地震により長年住み続けた土地に住めなくなる。山に戻るために人は働く。「自分たちで帰る」という信念で水が抜け、干からびた田を修復し、苗を植え育て、稲を刈る。現在は地域によっては非難解除され、山古志にも人が戻り活気が戻ってきているがまだ寂しさがある。家が水没し戻れない人達がいるからだ。自然災害の後には必ずどこかで取り残される災害難民。それでも人々は何ひとついわず、日々復旧に頑張っている。


 

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