写真展 FUJIFILM SQUARE(トップ) > 富士フイルム フォトサロン > 第17回林忠彦賞受賞記念写真展 小林勝『長崎フォトランダムー 長崎ば撮ってさらき、半世紀』
富士フイルムフォトサロン スペース1
第17回林忠彦賞受賞記念写真展 小林勝『長崎フォトランダムー 長崎ば撮ってさらき、半世紀』
受賞作は、長崎に生まれそこで暮らしている小林さんが、1951年から撮りためた人々やその生活、そしてそれを取り巻く歴史や風土など約12万カットの中から131点を厳選し2007年、写真集『長崎フォトランダム』として発表されたものです。
洋館群はもちろん、キリシタン文化から旧居留地や被爆地、それに日常の光景や暮らしの断片などをおりまぜ長崎人にしか解らない深淵なる世界が広がっています。
きっかけは、2002年に亡くなった妻が残した「永年撮ってきた長崎の写真もぜひ発表してください」。小林さんは、写真人生を支えてくれた妻の遺志に応えるために、全フィルムをデジタル処理し、自分自身のイメージする長崎に編集し直しました。半世紀にもおよぶ取材とソラリゼーションなど独自の技法に裏付けられたモノクロームの世界は、大河小説のごとく完成度の高い作品に仕上がっています。ご期待ください。