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富士フイルムフォトサロン スペース2
第31回日本山岳写真集団展「わが心の山」
蒼穹に向かって屹立する岩峰、白銀の衣を纏った高峻山岳、巡りきた季節に呼応して芽吹く樹々の新緑、夏の山稜を彩る高嶺の花々、ゆく季節を惜しむかのように鮮やかに染まる錦秋の山肌、人と自然の接点・里山............。各地に聳える山々の自然は四季おりおりに様々な変化を見せて私たちを魅了してくれます。山に魅せられたプロ写真作家の集団である同人諸氏が「心の山」を追い求めて山地に分け入り、近年撮り下ろした折々の山岳光景を大中判のリバーサルフィルムで撮影した約40点のカラー作品で展示するものです。ヒマラヤから里山まで追い求める「わが心の山」の感動を共感していただければ幸いです。
日本山岳写真集団
日本山岳写真集団は1967年に山岳写真の分野では初のプロ写真作家集団として9名の同人によって旗揚げされた。創設当時、山岳写真の置かれた地位は不確立な状況下にあった。それ故に集団は「"心の山"を共通テーマとし、山岳写真の技術向上、知識の涵養、社会的地位の確立と発展、自然保護への尽力」などを目的として活動を開始した。爾来43年、同人の退団や新入団といった変動はありながらも、写真展での作品発表、写真集などの出版、雑誌・新聞などへの執筆、フォトセミナーや講演会の開催など地道な活動を続けてきている。現在12名が活動しているが、各個人の活動も活発で海外にまでその場を広げている同人も数多い。
出展者
岩橋崇至、内田良平、大関康史、加藤徳男、熊澤正幸、高橋良行、中司茂男、町田健一、三宅修、村田一朗、渡辺幸雄、渡辺千昭(代表)