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富士フイルムフォトサロン スペース2
赤沼淳夫写真展「燕岳と安曇野 四季の心象」
燕岳は、全山花崗岩の白砂と緑のハイマツに彩られた北アルプス屈指の霊峰です。
燕岳の展望台に父が山荘を建ててから今年で90周年を迎えました。安曇野の中心地、穂高に生まれた私は、数えの5歳の時燕岳に登り、以来燕岳をわが山として育ちました。
燕岳は、適度の間隔で奇岩、怪岩が屹立し、その隙間を雲がゆっくりと越えていく様は、幻想的であり、私は燕岳一筋に撮影に執念を燃やして今日に至っております。
一方、安曇野は雄大な北アルプスを背景に、豊かな田園の広がりと、そこを流れる幾筋もの清冽な川、湖あり高原あり湿原もあって四季の移ろいは素晴らしい。特に夕暮れ時、深紅に染まった水田に北アルプスが投影される姿は圧巻です。
私は、燕岳の厳しさ、安曇野の穏やかさを一瞬の光の中に表現しようとこれからも撮影を続けてまいります。
赤沼淳夫
<略歴>
1923(大正12)年 穂高町有明に生まれる
1955(昭和30)年 北アルプス南部地区遭難対策協議会理事
1980(昭和55)年 (株)燕山荘・㈲大天井ヒュッテ・同ヒュッテ大槍代表取締役社長
1991(平成 3)年 写真集「燕岳と安曇野」㈲用美社より出版
新宿コニカプラザにて写真展開催
(株)燕山荘相談役
1996(平成 8)年 写真集「安曇野光彩」東京新聞出版局より出版
銀座富士フォトサロンにて写真展開催
日本山岳写真協会評議員