写真展 FUJIFILM SQUARE(トップ) > 富士フイルム フォトサロン > 第10回吉川英治記念館写真コンテスト入賞作品展
富士フイルムフォトサロン スペース3
第10回吉川英治記念館写真コンテスト入賞作品展
吉川英治記念館が1997年に開館20周年を記念して始めた写真コンテストです。
作家・吉川英治がその文学に託した思いを象徴する言葉を、作品の募集テーマとしています。
吉川英治の代表作「宮本武蔵」では若き武蔵の修行の旅が描かれます。その姿は、「われ以外皆わが師」「生涯一書生」を座右の銘とし、相手が誰であれ謙虚に学ぶ姿勢を終生持ち続けた吉川英治自身の姿に重なります。
その一方で、「愉しみあるところに愉しみ 愉しみなきところにも愉しむ」という言葉をたびたび揮毫していた吉川英治。それは、生活の苦労も生きるうえでの苦悩も人生の糧として喜びにする、おおらかな精神力を表しています。
吉川文学が「希望の文学」と呼ばれる所以でしょう。
そこで2007年の第10回では、この「愉しみ」「修行」に、「群」という言葉を加え、この三語をテーマにした写真作品を募集しました。全国の194名の方から520点の作品をご応募いただいた中から、入賞作品29点を展示いたします。