写真展 FUJIFILM SQUARE(トップ) > 写真展・イベント情報 > 「幕末・明治の寫眞師 内田九一」展 開催のお知らせ
  • 開催期間
  • 第1部 風景編Ⅰ 2011年3月1日(火)~2011年4月28日(木)
    第2部 肖像編  2011年4月29日(金)~2011年6月30日(木)
    第3部 風景編Ⅱ 2011年7月1日(金)~2011年8月31日(水)
    10:00~19:00 期間中無休
  • 会場
  • FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア) 1F 写真歴史博物館
  • 入場料
  • 無料
  • 作品点数
  • 30点(予定)
  • 主催
  • 富士フイルム株式会社
  • 協力
  • 内田写真株式会社
    倉持 基(東京大学大学院情報学環 特任研究員)
  • 開催中の写真展・イベント
写真歴史博物館

「幕末・明治の寫眞師 内田九一」展 開催のお知らせ

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 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)は、写真歴史博物館にて、「幕末・明治の寫眞師 内田九一」展の第2部を2011年4月29日(金)から2011年6月30日(木)まで開催いたします。

 幕末・明治の寫眞師、内田九一(1844~1875年)は、明治天皇の「御真影」を初めて撮影した寫眞師として、また、幕末から明治初期において旧徳川幕府・明治維新の志士や高官、著名人、さらに、当時の東京をはじめとする日本各地の風景を撮影して後世に残し、日本の写真黎明期にその名を燦然と輝かせる寫眞師です。

 第2部では、明治天皇の「御真影」をはじめ、勝海舟や五代目尾上菊五郎などの幕末・明治に活躍した著名人の肖像写真、30点(予定)を展示いたします。
 「東都随一」と称され、かつて日本でもっとも著名な寫眞師と言われた内田九一が撮影した歴史写真の、芸術性をお楽しみいただけるとともに、写真の優れた歴史資料的価値をご覧いただけます。

 なお、この第2部 肖像編に続き、「幕末・明治の寫眞師 内田九一」展 第3部 風景編Ⅱを2011年7月1日(金)から2011年8月31日(水)まで開催いたします。

第1部 風景編Ⅰ:関東の風景を中心に展示予定(終了いたしました)
第2部 肖像編 :幕末・明治に活躍した著名人などを展示予定(終了いたしました)
第3部 風景編Ⅱ:西国・九州巡幸を中心とした、西日本の風景を展示予定(2011年7月1日より開催)

※展示作品は英語解説も準備しております。海外のお客様にも楽しんでいただけます。
※展示作品はオリジナルを忠実に再現・拡大した高画質の銀塩写真プリントです。



プロフィール

内田九一(うちだ くいち) 1844年?1875年

弘化元年(1844年)長崎に生まれ、幼少にして両親を失う。蘭医ポンペに舎密学を、松本良順を通じて筑前福岡藩士・前田玄造などに写真術を学んだ。慶応元年(1865年)大坂(大阪)に写真館を開業し、後に横浜・馬車道と東京・浅草で開業した。明治5年(1872年)明治天皇最初の御巡幸(西国巡幸)の際、宮内省御用掛として随行し、名所旧跡の写真を数多く撮影した。また、御巡幸前とその翌年、天皇を撮影している。歌舞伎俳優などの写真撮影・販売でも有名となり、神田駿河台紅梅町に洋館兼写真館の豪邸を建てるも、肺結核を患い、明治8年(1875 年)死去。享年32。

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