富士フイルムホールディングス株式会社は、2014年の創立80周年の際に、幕末・明治から現代に至る日本の写真史を飾る101人の写真家選りすぐりの1枚を「フジフイルム・フォトコレクション」として収集。
そして、90周年を迎えた2024年は「人を撮る」をテーマに20世紀の世界写真史に名を連ねる写真家20名によって撮影された53点の歴史的価値の高い作品を「フジフイルム・フォトコレクションII」として収集いたしました。
『フジフイルム・フォトコレクション』
日本の写真史を飾った写真家の「私の1枚」
『フジフイルム・フォトコレクションII』
世界の20世紀写真「人を撮る」
「フジフイルム・フォトコレクションII」のテーマは「人を撮る」。人物写真は、写真術誕生における最大の動機であり、写真の原点であったとされています。新たな技法がいくつも生まれたその歴史の中で、人物写真は常に人々の関心の中心であり続け、それは今日においても変わりません。「人を撮る」ことは、写真の歴史の中で最も身近で、最も特別なものであり、写真の普遍的なテーマであるといえます。
「フジフイルム・フォトコレクションII」は20世紀の世界写真史に名を連ねる、著名な海外写真家たちの「人を撮った」名作、傑作を集めた53点の至高の写真コレクションです。
図録の紹介
フジフイルム スクエアでコレクション図録「FUJIFILM PHOTO COLLECTION II」をご購入いただけます。
- 価格
- 2,500円(税込)
作品リスト
- アルフレッド・スティーグリッツ
- 三等船室, 1907年
- ジャック・アンリ・ラルティーグ
- ぼくのいとこ, シモーヌ, ヴィレルヴィル, フランス, 1904年
- ジャック・アンリ・ラルティーグ
- ジスー24号機の離陸…ピルー, ジスー, ジョルジュ, ルイ, デデ, そしてロベールも飛行を試みる, ルザ, 1910年9月
- ジャック・アンリ・ラルティーグ
- アカシア大通りを行くレーシングカー「サンジェール」, パリ, 1912年6月5日
- ジャック・アンリ・ラルティーグ
- レーシングカー「ドラージュ」, A.C.F. グランプリ, ル・トレポー, 1912年6月26日
- アウグスト・ザンダー
- 画家の妻(ヘレーネ・アーベレン), 1926/27年頃
- アウグスト・ザンダー
- 写真家の妻(アンナ・ザンダー), 1902年頃
- アウグスト・ザンダー
- アマチュア飛行士, 1920–28年
- イモージン・カニンガム
- アルフレッド・スティーグリッツ, 1934年
- アンリ・カルティエ=ブレッソン
- セーヌ河畔の日曜日, フランス, 1938年
- ウォーカー・エヴァンズ
- ペニー・ピクチャー・ディスプレイ, サバンナ, 1936年
- マヌエル・アルバレス・ブラボ
- フリーダ・カーロと球体, マヌエル・アルバレス・ブラボのスタジオにて, 1930年
- エドワード・ウェストン
- カール・ストラス, 映画撮影監督, 1922年
- エドワード・ウェストン
- エクスポジション・オブ・ダイナミック・シンメトリー, 1943年
- アンセル・アダムス
- 卒業式のドレス, ヨセミテ渓谷, カリフォルニア, 1948年
- ユーサフ・カーシュ
- ウィンストン・チャーチル, 1941年
- ユーサフ・カーシュ
- ジョージ・バーナード・ショー, 1943年
- ユーサフ・カーシュ
- アルベルト・アインシュタイン, 1948年
- ユーサフ・カーシュ
- ヘレン・ケラー, 1948年
- ユーサフ・カーシュ
- ジャン・シベリウス, 1949年
- ユーサフ・カーシュ
- パブロ・カザルス, 1954年
- ユーサフ・カーシュ
- アルベルト・シュヴァイツァー, 1954年
- ユーサフ・カーシュ
- パブロ・ピカソ, 1954年
- ユーサフ・カーシュ
- アーネスト・ヘミングウェイ, 1957年
- ユーサフ・カーシュ
- ジョージア・オキーフ, 1956年
- ユーサフ・カーシュ
- ロバート・フロスト, 1958年
- ユーサフ・カーシュ
- ジョアン・ミロ, 1965年
- ユーサフ・カーシュ
- マルク・シャガール, 1965年
- ユーサフ・カーシュ
- モハメド・アリ, 1970年
- ユーサフ・カーシュ
- ジャック・クストー , 1972年
- ハリー・キャラハン
- エレノア, 1948年
- ハリー・キャラハン
- エレノアとバーバラ, シカゴ, 1953年
- ハリー・キャラハン
- エレノアとバーバラ, シカゴ, 1953年
- W. ユージン・スミス
- 楽園への歩み, 1946年
- アーノルド・ニューマン
- イーゴリ・ストラヴィンスキー, ニューヨーク, 1946年
- エリオット・アーウィット
- パリ, 1949年
- エリオット・アーウィット
- ニューヨーク, 1953年
- エリオット・アーウィット
- カリフォルニア, 1956年
- エリオット・アーウィット
- マリリン・モンロー , ニューヨーク, 1956年
- エリオット・アーウィット
- アイゼンハワーを訪問するジョン F. ケネディ, 右はジェームズ・ハガティ大統領報道官, 1960年
- エリオット・アーウィット
- ニューヨーク, 1977年
- エリオット・アーウィット
- ベルサイユ, フランス, 1975年
- エリオット・アーウィット
- ニューヨーク, 1974年
- 石元泰博
- シカゴ, ハロウィーン, 1958–61年
- 石元泰博
- シカゴ, ハロウィーン, 1958–61年
- 石元泰博
- シカゴ, ハロウィーン, 1958–61年
- ブルース・デヴィッドソン
- ドワーフ, 1958年
- ブルース・デヴィッドソン
- ブルックリン・ギャング, ニューヨーク, 1959年
- ブルース・デヴィッドソン
- ロンドン, 1960年
- エメット・ゴーウィン
- イーディスとアイザック, ニュータウン, ペンシルベニア, 1974年
- マーティン・パー
- ニューブライトン, イングランド,「ラスト・リゾート」より, 1983–85年
- セバスチャン・サルガド
- セラペラーダ金鉱山, ブラジル, 1986年
- スティーヴ・マッカリー
- シャーバート・グーラー, アフガンの少女, ペシャワール, パキスタン, 1984年
富士フイルムグループ
創立90周年記念コレクション展
フジフイルム・
フォトコレクションII
世界の20世紀写真「人を撮る」
「フジフイルム・フォトコレクションII」として新たに収蔵された全53点のきわめて貴重なオリジナルプリントを一堂に展示します。
20世紀写真の「人を撮った」名作、傑作を集めた至高の写真コレクションを、この機会にぜひご覧ください。
- 開催期間
- 2024年11月29日(金)~12月18日(水)
- 開館時間
- 10:00 – 19:00
最終日は19:00まで(入館は終了10分前)
会期中無休 - 会場
- 富士フイルムフォトサロン 大阪
〒541-0053 大阪市中央区本町2-5-7
メットライフ本町スクエア(旧 大阪丸紅ビル)1F
TEL:06-6205-8000
入館料:無料
※企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入館無料にしております。
「フジフイルム・フォトコレクション」は、幕末・明治から現代に至る日本の写真史を飾る101人の写真家選りすぐりの1枚を収集したものです。フジフイルム スクエアをはじめ、全国の美術館等、20か所以上で展示し、20万人を超える人々にその芸術的価値をお伝えするとともに、日本写真史の体系的な理解に役立てていただいています。
図録の紹介
フジフイルム スクエアで展示会図録「フジフイルム・フォトコレクション」をご購入いただけます。また、より多くの方に手軽にご購入いただけるように、コンパクトサイズの図録もご用意しています。
- 価格
- 2,500円(税込)/ コンパクトサイズ 1,000円(税込)
作品リスト
- フェリーチェ・ベアト
- 長崎、中島川, 1865年頃
- 上野彦馬
- 長崎、中島川, 1872年頃
- 下岡蓮杖
- <The Far East>より 「果物売り」, 1860年代半ば
- 下岡蓮杖
- <The Far East>より 「籠売り」, 1860年代半ば
- 下岡蓮杖
- <The Far East>より 「ブリキ職人」, 1860年代半ば
- 下岡蓮杖
- <The Far East>より 「醤油売り」, 1860年代半ば
- 内田九一
- 隅田川の舟遊び, 1872年
- 日下部金兵衛
- 三保の松原の人力車, 1880年代
- 小川一真
- 百美人, 1890年
- 鹿島清兵衛
- ポン太, 1895年頃
- 福原信三
- 釣り <巴里とセイヌ>より, 1913年
- 塩谷定好
- 破船, 1929年
- 桑原甲子雄
- 麹町区馬場先門(現・千代田区), 1936年
- 安井仲治
- 海濱, 1936年
- 福原路草
- 不詳 新潟・関温泉にて, 1938年
- 田淵行男
- 初冬の浅間 黒斑山の中腹より, 1940年
- 濱谷浩
- 歌ってゆく鳥追い 新潟 <雪国>より, 1940年
- 岡田紅陽
- 東海の松 毘沙門 静岡県, 1944年頃
- 影山光洋
- 手作りの小麦の収穫祝いの食卓, 1946/6/25
- 林忠彦
- 太宰治, 1946年
- 杵島隆
- 老婆像, 1948年
- 植田正治
- パパとママとコドモたち, 1949年
- 木村伊兵衛
- 秋田おばこ 秋田・大曲, 1953年
- 渡辺義雄
- 内宮正殿北西側全景 <伊勢神宮>より, 1953年
- 岩宮武二
- マヌカン, 1954年
- 大竹省二
- ヘルベルト・フォン・カラヤン, 1954年
- 大辻清司
- 陳列窓, 1955年
- 田沼武能
- 真知子巻きでお使い 東京・佃島, 1955年
- 鋤田正義
- 母, 1958年
- 長野重一
- 5時のサラリーマン 東京・丸の内 <ドリーム・エイジ>より, 1959年
- 石元泰博
- シカゴ 子供 <シカゴ・シカゴ>より, 1958-61年
- 川田喜久治
- 日の丸 <地図>より, 1960年
- 細江英公
- 薔薇刑 #32, 1961年
- 緑川洋一
- 瀬戸内海・島と灯台, 1962年頃
- 芳賀日出男
- 正月と盆 横手万歳, 1962年
- 富山治夫
- 過密 <現代語感>より, 1964年
- 白簱史朗
- 冬の晨 箱根姥子, 1965年
- 高梨豊
- <東京人>より, 1965年
- 立木義浩
- <舌出し天使>より, 1965年
- 桑原史成
- “生ける人形”とも言われた少女 <水俣>より, 1966年
- 坂田栄一郎
- <Just Wait>より, 1966年
- 篠山紀信
- <誕生>より, 1967年
- 土門拳
- 釈迦如来左半面相 <室生寺>より, 1967年
- 広田尚敬
- C57 動輪 秋田・土崎, 1967年
- 小川隆之
- <New York Is>より, 1968年
- 久保田博二
- 沖縄, 1969年
- 土田ヒロミ
- 愛知 一色黒沢 <俗神>より, 1969年
- 荒木経惟
- <センチメンタルな旅>より, 1971年
- 沢渡朔
- <NADIA>より, 1971年
- 十文字美信
- Untitled <首なし>より, 1971年
- 鈴木清
- 女、川崎 <流れの歌>より, 1971年
- 東松照明
- 波照間島, 1971年
- 森山大道
- 三沢の犬, 1971年
- 北井一夫
- 長崎・平戸 <村へ>より, 1972年(シリーズ発表年:1976年)
- 田村彰英
- YOKOHAMA <午後>より, 1972年
- 奈良原一高
- 二つのゴミ缶、ニューメキシコ <消滅した時間>より, 1972年
- 森永純
- 福岡県能古島 <波-海>より, 1972年
- 有田泰而
- First Born, 1973年
- 木之下晃
- Alfred Brendel <世界の音楽家>より, 1974年
- 原直久
- レ・アール市場あと <Paris>より, 1974年
- 江成常夫
- スラムのアパートの三人家族 7ストリート、東111番地 New York <ニューヨークの百家族>より, 1975年
- 倉田精二
- 池袋・光町大橋近く 東京・池袋 <Flash Up>より, 1975年
- 杉山守
- ベンジンボトル <STILL LIFE>より, 1975年
- 秋山亮二
- <津軽 聊爾先生行状記>より, 1976年
- 操上和美
- 海を見る <陽と骨>より, 1976年
- 須田一政
- 山形・銀山温泉 <風姿花伝>より, 1976年
- 南川三治郎
- ジョアン・ミロ <アトリエの巨匠たち>より, 1976年
- 石内都
- 絶唱・横須賀ストーリー, 1977年
- 牛腸茂雄
- <SELF AND OTHERS>より, 1977年
- 深瀬昌久
- 鴉 金沢 <鴉>より, 1977年
- 前田真三
- 麦秋鮮烈, 1977年
- 中村征夫
- 海軍コマンドに憑かれた男たち, 1978年
- 山崎博
- <HELIOGRAPHY>より, 1978年
- 北島敬三
- 新宿二丁目のゲイボーイ <東京 1979>より, 1979年
- 水越武
- 天に登る光跡 カラコルム・パキスタン, 1979年
- 入江泰𠮷
- 斑鳩の里落陽 法隆寺塔, 1980年頃
- 大西みつぐ
- 根津 <Wonderland 1980~1989>より, 1980年
- 島尾伸三
- <生活>より, 1980年
- 普後均
- 「暗転」シリーズより, 1980年
- ハービー・山口
- GALAXY, London, 1981年
- 伊藤義彦
- Imagery 72-82011, 1982, 1982年
- 山沢栄子
- What I'm doing #24 <What I'm doing>より, 1982年
- 清家冨夫
- <Portrait of ZOE>より, 1983年
- 長倉洋海
- 一人、山上で本を読む戦士マスード アフガニスタン, 1983年
- 築地仁
- 写真像 #55 <写真像>より, 1984年
- 水谷章人
- <白銀の閃光>より, 1984年
- 宮本隆司
- 解体中の有楽座、日比谷映画劇場から三信ビルを見る<建築家の黙示録>より, 1984年
- 広川泰士
- sonomama sonomama #26, 1985年(シリーズ発表年:1987年)
- 伊奈英次
- 在日沖縄米軍楚辺通信所 <ZONE>より, 1986年
- 上田義彦
- Robert Mapplethorpe, 1986年
- 竹内敏信
- ファイヤーカーテン 三原山, 1986年
- 三好耕三
- 本荘 <Picture Show 傍観>より, 1986年
- 星野道夫
- 夕暮れの河を渡るカリブー, 1988年頃
- 今道子
- タコ+メロン, 1989年
- 柴田敏雄
- 新潟県北魚沼郡湯之谷村 <日本典型>より, 1989年
- 田中光常
- オウサマペンギン サウス・ジョージア島, 1992年
- 齋藤亮一
- スズダリ ロシア共和国 <NOSTALGIA>より, 1993年
- 潮田登久子
- 東京 世田谷 <冷蔵庫/Ice Box>より, 1994年
- 瀬戸正人
- 渋谷 <Silent Mode>より, 1995年
- 野町和嘉
- ライラトル・カドルの礼拝 メッカ, 1995年
- 秋山庄太郎
- 薔薇, 1996年頃
- 佐藤時啓
- 光ー呼吸#275 Koto-ku Aomi, 1996年
- 白岡順
- フランス、ニーム 1999年7月13日, 1999年
- 鬼海弘雄
- 歳の祝いの日 <PERSONA>より, 2001年
フジフイルム スクエアの
これまでの活動
富士フイルムフォトサロンは、2024年、公益社団法人企業メセナ協議会より、「芸術・文化振興による社会創造活動」として「THIS IS MECENAT 2024」の認定を受けております。