【企画展】 田中達也「蛍の写真展」

チカチカと小さな閃光を発しながら移動するヒメボタル。山間で蛍狩りを楽しむ家族連れの横を通り過ぎるゲンジボタル。直線的な線を描きながらスゥーっと飛ぶヘイケボタル。日本の初夏の風物詩である蛍が舞う光景は、私たち日本人の心を大きく揺さぶる。
30年以上にわたり蛍を撮り続けた田中達也氏が、蛍という幻想的な被写体を映画のワンシーンとして登場するようなイメージでとらえた写真で構成。デジタルカメラだからこそとらえられるようになった微弱で繊細な光を蓄積させると、そこには息をのむような光景が立ち現れる。
夜、数匹の蛍が飛び始めると光の舞踏会が始まる。

プロフィール

田中 達也 (たなか たつや)

田中 達也 (たなか たつや)
1956年、愛知県生まれ。医療ソーシャルワーカーを経て自然写真家として独立。身近な自然から風景・オーロラと幅広いジャンルを手がけ、繊細で力強い作風を特徴とする。『オーロラの本』『オーロラ旅物語』『空のどうぶつえん』『月星夜空の撮影術』『星の絶景を撮る』『蛍の本』ほか著書多数。日本写真家協会・日本自然科学写真協会。

◆『蛍の本』 出版:(株)日本写真企画



開催期間 2016年5月27日(金)~2016年6月9日(木)
開館時間 10:00~19:00 (最終日は16:00まで/入館は終了10分前まで)
場所 フジフイルム スクエア ミニギャラリー
入場料 無料
作品点数 半切・全紙 カラー 約20点

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