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若き感性と鋭い視点でとらえたドキュメントの世界
2019年 第15回「名取洋之助写真賞」受賞作品 写真展
公益社団法人日本写真家協会が35歳までの「新進写真家の発掘と活動を奨励する」ために、公募した受賞作品を展示します。
※ 1月25日(土)に写真展併催イベントとして、ギャラリートークを開催いたします。
「名取洋之助写真賞」受賞 和田 拓海 (わだ たくみ)
「SHIPYARD~翼の折れた天使たち」 (カラー30点)
バングラデシュの首都ダッカを流れるブリゴンガ川の川岸では、世界で解体される船の多くが処理されている。そこで働く労働者はリスクと隣り合わせにおり、特に子どもの労働は問題だと作者は考える。そのことに関心を持って疑問を投げかけることにより、世界を豊かなものにできると信じ、撮影した作品。
1988年 千葉県生まれ。30歳。
大学在学中、単身カナダに渡り、路上生活者を撮影したことをきっかけに写真家を志す。
以来、独学で写真を学ぶ。現在、主に貧困や児童労働、難民問題などをテーマにフリーランスフォトグラファーとして活動中。国際ジャーナリスト連盟(IFJ)メンバー。SOPA Images(香港)所属。千葉県在住。
「名取洋之助写真賞奨励賞」受賞 藤本 いきる (ふじもと いきる)
「おじりなりてぃ」 (カラー30点)
写真学校時代の友人青木昭さんをモデルにした作品。青木さんは定年退職後、写真を学び始めた。このタイトルは青木さんが「オリジナリティ」を言い間違えたことに由来する。家族を失い、本人には膵臓癌が発覚する。発病前よりも精力的に写真を撮り、生き、そして逝った青木さんに捧げた作品。
1984年 香川県生まれ。34歳。
幼い頃、身近な人の死を次々に経験。両親が記念に撮影していたビデオや写真を見て、鮮明に存在する命の姿に刺激を受け、記録することに興味を抱く。現在、活きる芸術を模索しながら、「ikiru art」にて活動。香川県在住。
開催期間 | 2020年1月24日(金)~2020年1月30日(木) |
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開館時間 | 10:00~19:00 (最終日は16:00まで/入館は終了10分前まで) |
場所 | 富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1 |
入場料 | 無料 |
作品点数 | 半切・カラー60点 |
巡回展 | 富士フイルムフォトサロン 大阪 2020年2月7日(金)~2月13日(木) |
【写真展併催イベント】 ギャラリートーク
受賞者・和田拓海氏によるお話
司会・JPS会員
日時 | 2020年1月25日(土) 17:00~ (約40分) ※終了いたしました。 |
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会場 | 富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1 写真展会場内 ※ 座席はございませんので、予めご了承ください。 |
参加 | 無料 |
申込 | 不要 |