夕暮れから宵闇に浮かび上がる宇宙都市の世界
高橋康資写真展「東京ジャンクション」

 今回のテーマは、テレビのインタビューで外国人旅行者が「何に興味を持ったのか」質問されて、スマートフォンで撮った「箱崎のジャンクション風景」を見せた事がきっかけでした。旅行者は複雑に分岐したジャンクションの奇異な形に驚き、興味を持ち、私もこの不思議なジャンクションを撮影しようと決めました。そこで、東京に存在するジャンクションに限定し、都内約25か所を地図で選び、昼間に撮影。選定場所と撮影時間帯等をじっくり検討して、本番の撮影に臨みました。
 夕暮れから宵闇になる頃、浮かび上がるジャンクションの姿を目の前にすると、その景色は近未来の世界か、あるいは宇宙都市の世界かと思わせ、不思議な世界に吸い込まれていく気持ちになります。楽しい夢の世界を思い浮かべながら、シャッターを1枚、1枚切る。その楽しい瞬間を共有できれば幸いです。


プロフィール

1985年 写真活動を始める。報道写真家 浜口タカシ氏に師事。2002年 高橋写真事務所を設立。
2015年 日本写真協会入会。2018年 日本写真家協会入会。フォトコンテスト受賞・写真展開催多数。
【写真集】 『江ノ電のいる風景』 (2019年1月、東京図書出版より発刊)


開催期間 2020年2月21日(金)~2020年2月27日(木)
開館時間 10:00~19:00 (最終日は16:00まで/入館は終了10分前まで)
場所 富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1
入場料 無料
作品点数 全紙サイズ・カラー・約40点

併催イベント中止のお知らせ

新型コロナウイルス感染症の影響で、高橋康資写真展に併設する下記の「ギャラリートーク」を中止いたします。ご予定いただきましたお客様にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
なお、高橋康資写真展「東京ジャンクション」は予定通り開催いたします。

<中止するイベント>

●高橋康資氏によるギャラリートーク
2020年2月22日(土)・23日(日)  各日14:00~ (約30分)


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