【写真家たちの新しい物語】 前川貴行写真展「GREAT APES 森にすむ人々」

ゴリラ

オランウータン

チンパンジー

ボノボ

富士フイルムフォトサロン 東京では、若手の写真家に写真展を開催する意義や楽しみを見出してもらい、写真文化の発展につなげる為の企画「写真家たちの新しい物語」を実施しております。これは写真プリントやパネルの制作代も含めて、無償で写真展が開催できるもので、年間4名の写真家を予定しております。

今回はその第三弾として、世界各地を飛び回り野生動物を撮り続けている前川貴行氏の写真展を開催いたします。

生物学的分類では私たち人類と同じヒト科に属する大型類人猿(Great Apes)は、オランウータン、ゴリラ、チンパンジー、ボノボの4種類で、そのどれもが絶滅危惧種です。前川氏はこれらすべての大型類人猿をカメラに収めるべく、2011年からウガンダ、ルワンダ、カメルーン、コンゴ、ボルネオで撮影を続けてきました。2013年には、生息地に入るのが物理的、行政的に最も難しかったコンゴでのボノボの撮影に成功し、野生下にある4種類すべての大型類人猿を撮影することができました。
一枚一枚の写真から、長い時間を彼らのそばで過ごした前川氏が感じた彼らの魅力が、伝わる写真展です。

※ 3月28日(土)に 前川貴行 × 立木義浩 トークイベントを開催いたします。

プロフィール

前川 貴行 (まえかわ たかゆき)

前川 貴行 (まえかわ たかゆき)
1969年、東京都生まれ。動物写真家。コンピューター関連会社に勤務した後、26歳の頃から独学で写真を始める。97年より動物写真家・田中光常氏の助手をつとめ、2000年よりフリーの動物写真家としての活動を開始。日本、北米、アフリカ、そして近年はアジアにもそのフィールドを広げ、野生動物の生きる姿をテーマに撮影に取り組み、雑誌、写真集、写真展など、多くのメディアでその作品を発表している。
2008年日本写真協会賞新人賞受賞。
第一回日経ナショナル ジオグラフィック写真賞グランプリ。
公益社団法人日本写真家協会会員。
2015年 写真集「Great Apes 森にすむ人々」(小学館より刊行予定)


開催期間 2015年3月27日(金)~ 2015年4月9日(木)
開館時間 10:00~19:00 (最終日は16:00まで/入館は終了10分前まで)
会場 富士フイルムフォトサロン スペース2
入場料 無料
作品点数 カラー40点
イベント 3月28日(土)にトークショーを開催 ※ 定員に達しましたので受付を終了しました。
巡回展 全国の富士フイルムフォトサロンにて巡回展を予定
後援 ウガンダ共和国大使館

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