自然と人工物が織りなす造形美
富士フイルムフォトサロン若手写真家応援プロジェクト【写真家たちの新しい物語】

熊木 理 写真展 「砂の形 - Lost on a sand planet -」

  • 新潟市の青山海岸  © Osamu Kumaki

  • 消えては生じる、雲・砂山・風紋  © Osamu Kumaki

  • 西日を浴びた漂流物と風紋  © Osamu Kumaki

  • 複雑なパターンとなる冬の砂浜  © Osamu Kumaki

  • 誰もいない浜で一人キャンプ  © Osamu Kumaki

■ 「写真家たちの新しい物語」について
富士フイルムフォトサロン 東京は、若手写真家の皆様に写真展を行う意義や楽しみを見出していただき、写真文化の発展に繋げる為、2013年から年数回、若手写真家応援プロジェクト「写真家たちの新しい物語」を開催しています。当社は写真展を開催する為のプリントや制作費等を支援しています。

■ 写真展概要
若手写真家応援プロジェクト「写真家たちの新しい物語」第17弾は、新潟市の青山海岸で自然と人工物が織りなす造形美を赤外線カメラでとらえた、熊木 理氏の写真展を開催いたします。

 自宅から車で約10分、新潟市の青山海岸に広がる砂丘を独自の視点でとらえた熊木 理氏による初の個展。砂や漂流物、雲、光が織りなす景色が「赤外線カメラ」による高コントラストのモノクロ×デジタル写真で表現され、まるで「砂の惑星」に迷い込んだかのようです。美しくも不思議な世界へ引き込まれます。

※ 赤外線カメラについて……赤外線カットフィルターの代わりに可視光線カットフィルターを組み込んだカメラで、ハイコントラストの独特な表現が可能。熊木氏の作品には波長の異なる2種類の赤外線カメラが使用されています。

■ 写真家メッセージ
 あなたは、初めて写真を撮ったときのことを覚えていますか? 私は、初めて自由に写真を撮ったとき、ありふれた日常にも、美しさや驚き、発見に満ちていることに気付き、そのこと自体に感動を覚えました。写真は、特別なところに行かなくても、身の回りにある美しさ、面白さを教えてくれます。
本写真展の撮影地は、自宅近くの、私にとってごく身近な砂浜です。決して風光明媚な場所ではありませんが、赤外線カメラを使って、見過ごしてしまう造形美をあぶり出すように努めました。私の感じた説明できない美しさに共感していただけたら、幸いです。

■ 写真家によるギャラリートーク ムービー

熊木 理 ギャラリートーク ムービー熊木 理 ギャラリートーク ムービー

※ 当初予定しておりました会場でのギャラリートークから動画によるギャラリートークに変更いたしました。



プロフィール

熊木 理 (くまき おさむ)

熊木 理 (くまき おさむ)
1978年 新潟県生まれ。
2004年 写真を撮り始める。
2005年 東北大学大学院生命科学研究科修了、新潟県入庁。
寫柳会・二科会新潟支部 、所属。




開催期間 2020年9月11日(金)~2020年9月24日(木)
※ 本写真展は、新型コロナウイルス感染症対策による臨時休館のため、会期を変更いたしました。
開館時間 10:00~19:00 (最終日は16:00まで/入館は終了10分前まで) 会期中無休
会場 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース2
入場料 無料
※ 企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入館無料にしております。
作品点数 全倍以上サイズ、モノクロ、約53点
巡回展 2020年11月13日(金)~11月15日(日)
砂丘館 〒951-8104 新潟市中央区西大畑町5218-1
TEL:025-222-2676
主催 富士フイルム株式会社
後援 株式会社新潟フジカラー・株式会社日本写真企画

※ 当初予定しておりました館内併催イベントは、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、中止とさせていただきました。

※ 写真展はやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。


富士フイルムフォトサロンは、2020年、公益社団法人企業メセナ協議会より、「芸術・文化振興による社会創造活動」として「THIS IS MECENAT 2020」の認定を受けております。

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