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写真歴史博物館 企画展 富士フイルム収蔵品展 エドワード・マイブリッジの『動物の運動』
FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)は写真歴史博物館にて、富士フイルム収蔵品展「エドワード・マイブリッジの『動物の運動』」を2013年6月1日(土)から2013年9月2日(月)まで開催いたします。
エドワード・マイブリッジは、イギリス出身の写真家。1873年から写真感度向上のための化学研究を行い、1878年にはカメラを12台並べ、疾走する馬の連続撮影を成功させ、それまで考えられていた「前足は前方に、後ろ足は後方にそれぞれ伸ばして走る」のではないことを写真で証明し、大きな反響を呼びました。
さらに彼は撮影対象を馬から犬、猿、鹿、鳥、さらに人間の身体へと広げ、数多くの連続動体撮影を進め、1887年には世界で初めての動体の連続分解写真集「動物の運動」(「ANIMAL LOCOMOTION」)を刊行いたしました。この連続写真を見たトーマス・エジソンが「映画」を発明する契機となったともいわれております。
この写真展では、富士フイルムが所有する、エドワード・マイブリッジの連続分解写真のオリジナルプリントを中心に展示いたします。
プロフィール
エドワード・マイブリッジ 1830年-1904年
イギリス出身の写真家。本名はエドワード・ジェームズ・マッゲリッジ(Edward James Muggeridge)米スタンフォード大学創始者でカリフォルニア州知事のリーランド・スタンフォードからの依頼で、1873年より、写真感度向上のための研究と実験を重ね、馬の「動き」を連続で分解してとらえることに成功。それは5台から12台へ、さらに24~30台へと並べた木製カメラで連続して撮影するもので、カメラの台数にあわせ糸やワイヤーを走路に張り、疾走につれワイヤーのレリーズで電磁式のフォーカルプレーンシャッターを切り、連続して撮影する仕組みであった。感材も当初は湿板を用いていたが、1874年からは乾板を用いることにより感度向上を図った。その後、彼は撮影対象を馬から犬、猿、鹿、鳥、さらに人間の身体へと広げ、1887年に世界で初めての動体の連続分解写真集「動物の運動」(原題「ANIMAL LOCOMOTION」)を刊行。この写真集は副題を“電磁写真でとらえた動物の動体研究”とし、781点11巻の大作であり、また彼の集大成でもあった。
開催期間 | 2013年6月1日(土)~2013年9月2日(月) |
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開館時間 | 10:00~19:00(入館は18:50まで)期間中無休 |
会場 | FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア) 写真歴史博物館 | 作品点数 | 13点(予定) |
入場料 | 無料 |
主催 | 富士フイルム株式会社 |
このイベントに関するお客様のコメント
ニックネーム: imajyou (50代男性)
GREAT!