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							![[image]レビュワー 大西氏・高砂氏](/assets/img/news/portfolio_review_award_2022_fig_01.jpg)  レビュワー 大西氏・高砂氏 
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							![[image]レビュワー 尾仲氏・広川氏](/assets/img/news/portfolio_review_award_2022_fig_02.jpg)  レビュワー 尾仲氏・広川氏 
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							![[image]ファイナリストレビューは、4名のレビュワーで実施](/assets/img/news/portfolio_review_award_2022_fig_03.jpg)  ファイナリストレビューは、 
 4名のレビュワーで実施
ポートフォリオレビュー/アワード 2022 アワード受賞者4名が決定!
富士フイルムフォトサロン 若手写真家応援プロジェクト
<アワード展 開催期間>
2023年3月24日(金)~4月13日(木) フジフイルム スクエア
					2023年4月28日(金)~5月11日(木) 富士フイルムフォトサロン 大阪
ポートフォリオレビュー/アワード 2022 
アワード受賞者の作品
本企画について
「ポートフォリオレビュー(*1)/アワード」は、45歳以下の写真家・写真家を志す方から作品を募集し、プロ写真家から作品に対するアドバイスをしていただき、優秀な作品に写真展開催の機会を提供するという企画です。富士フイルムが運営する若手写真家応援プロジェクトの新部門として開催しました。
*1 ポートフォリオレビュー:作品講評会(以下レビュー)
				今回、全国の写真家・写真家を志す方々から、定員を遥かに上回る応募をいただき、レビュワー(*2)4名による事前審査を通過した44名の参加者に対し、8月にオンラインによるレビューを実施しました。
				(レビュワー:1日目 大西みつぐ氏・高砂淳二氏、2日目 尾仲浩二氏・広川泰士氏)
*2 レビュワー:講評する講師
				9月に、一次選考を通過した12名を対象に、前回のアドバイスなどを生かし、ブラッシュアップした作品にて、ファイナリストレビューを実施。
				そして10月、アワード受賞者4名が決定しました。
				参加者1人1人とレビュワーとの熱い対話が、それぞれの今後の作品制作につながる良い機会へとなりました。
(レビュワー:大西みつぐ氏・尾仲浩二氏・高砂淳二氏・広川泰士氏)
				アワード受賞者は、各推薦写真家・企画者・富士フイルムのサポートを受けながら、3月に開催するフジフイルム スクエアでの個展に向けて準備を進めていきます。
				後日ご案内します個展開催のリリースまで、詳細、受賞者の更なるレベルアップを楽しみにお待ちください。
アワード受賞者紹介 (五十音順・敬称略)
Vol.1 藏澄侑希 「LOST」 (推薦写真家:大西みつぐ)
![[image]Vol.1 藏澄侑希  「LOST」](/assets/img/news/portfolio_review_award_2022_detail_01.jpg) 
								©Yuki Kurazumi
								ADHD(注意欠如・多動症)の僕は子どもの頃よく迷子になった。
								いつの間にか33歳になったが、この歳になっても失踪願望が捨てきれず、変わらず何かに気をとられると、他のことを忘れて空想に浸ってしまう。
								観光地の中で、迷子になってしまったときに感じた世界を探した。
								
<大西みつぐ選評>
								記録性に根ざしながらも危うさがあり、社会的な不安を反映しているように見える。
								非日常的な物の見え方が面白く、見る人がさまざまなイメージを持てる点を評価した。
								写真に奥深さがあり、視覚的な冒険をも感じさせてくれる。
								
Vol.2 杉村友弘 「友に生きる」 (推薦写真家:高砂淳二)
![[image]Vol.2 杉村友弘  「友に生きる」](/assets/img/news/portfolio_review_award_2022_detail_02.jpg) 
								©Tomohiro Sugimura
								イルカと出合うために伊豆諸島の御蔵島(みくらじま)に15年間通った。
								イルカからコミュニケーションの取り方を学び、遊び、会話しながら、ともに泳いで友だちになった。
								時には、イルカに撮影の邪魔をされたこともあった。
								イルカが私だけに見せてくれたさまざまな表情や仕草、行動を切り取った。
								
<高砂淳二選評>
イルカを愛し、御蔵島に通い続けて15年。一緒に遊ぶように、しっかりとコミュニケーションを取りながら撮影しているのが良く分かる。イルカとの距離感が良く、なかなか出会えないような、貴重なシーンに圧倒された。
Vol.3 水野景子 「“Tokimeki”moment」 (推薦写真家:尾仲浩二)
![[image]Vol.3 水野景子  「“Tokimeki”moment」](/assets/img/news/portfolio_review_award_2022_detail_03.jpg) 
								©Keiko Mizuno
								“Just around the corner”角を曲がると、見えてくる景色。
								コンパクトなフィルムカメラを片手に、ヨーロッパやオセアニアを中心に世界を旅した。
								この10年間で、思うままに歩いて巡り逢った風景や、街角で出逢った人々の姿。
								私の心が“ときめいた瞬間”をフィルムに収めた。
								
<尾仲浩二選評>
								作品にまとまりがあり、ドラマを感じる。また、素直で楽しさが伝わってくる。
								興味あるものをドキドキして撮る、という姿勢も良い。
								展示を作りあげていくことを考えると、10年分の作品量にも期待できる。
								
Vol.4 李 一鳴 「日没前に」 (推薦写真家:広川泰士)
![[image]Vol.4 李 一鳴  「日没前に」](/assets/img/news/portfolio_review_award_2022_detail_04.jpg) 
								©LI YIMING
								東京の下町を走る都電荒川線。
								その周辺を歩きながらそこで暮らす人たちにカメラを向けた。
								地元の方との対話の中で気が付くこともある。
								時代の流れの中で、もしかするとこの路線もいつか廃線となってしまうかもしれない。住人も変わっていくだろう。
								それでも、線路も人も、今、この時間に存在したという歴史は変わらない。
								
<広川泰士選評>
								6×6判のフィルムカメラでとらえた、正統派ポートレート写真。
								写っている人の表情や、コミュニケーションの取り方が良い。オーソドックスでありながら、ゆったりと撮っていることを感じさせ、作品から作者の人柄も伝わってくる。
								
アワード展について
| 開催期間 | 2023年3月24日(金)~4月13日(木) フジフイルム スクエア 2023年4月28日(金)~5月11日(木) 富士フイルムフォトサロン 大阪 ※ 写真展はやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。ウェブサイト・電話でご確認ください。 | 
|---|---|
| アワード受賞者 | 藏澄侑希、杉村友弘、水野景子、李 一鳴 (五十音順・敬称略) | 
| レビュワー | 写真家 大西みつぐ、尾仲浩二、高砂淳二、広川泰士 (五十音順・敬称略) | 
| 主催 | 富士フイルム株式会社 | 
| 企画協力 | デジタルカメラマガジン編集部 株式会社コンタクト | 
| アートディレクション | 長尾敦子 (Book Photo PRESS) |