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- 【フジフイルム スクエア 企画写真展】 最古の写真技法・19世紀の写真集 ~フジフイルム スクエア 写真歴史博物館 収蔵品より~ (Ⅰ) フォックス・タルボット「自然の鉛筆」 (Ⅱ) エドワード・マイブリッジ「動物の運動」
【フジフイルム スクエア 企画写真展】
最古の写真技法・19世紀の写真集
~フジフイルム スクエア 写真歴史博物館 収蔵品より~
(Ⅰ) フォックス・タルボット「自然の鉛筆」
(Ⅱ) エドワード・マイブリッジ「動物の運動」
本展では、弊社写真歴史博物館が収蔵する世界初の写真集「自然の鉛筆」と世界初の連続分解写真集「動物の運動」の2作品から抜粋、忠実に再現した高画質の銀写真プリント約50点を展示。最古の写真技法と19世紀の写真集の描写を、楽しみながら学んでいただけます。
(Ⅰ) フォックス・タルボット「自然の鉛筆」
世界最初の写真術であるダゲレオタイプが生まれた翌年の1840年に、英国の物理学者 W.H.フォックス・タルボットは、現代のネガポジ法の基礎となる写真術「カロタイプ」を考案しました。カロタイプは、ギリシア語の『Kalos=美しい』から命名され、撮影した写真の美しさ、そして史上初のネガポジ法として複製が可能であるという点で、ダゲレオタイプに優っていました。タルボットは自身が発明したカロタイプ写真術で1844年に、風景から建物・静物までの事象をとらえたカロタイプ写真24点を貼り込み、世界初の写真集「自然の鉛筆」を出版しています。
(Ⅱ) エドワード・マイブリッジ「動物の運動」
英国の写真家エドワード・マイブリッジは、1873年から撮影実験の研究を重ね、馬の「動き」を乾板写真で連続写真に分解してとらえることに成功します。マイブリッジは撮影対象を馬から犬、猿、鹿、鳥、さらに人間の身体へと広げ、数多くの連続動態撮影を進め、世界で初めての動態撮影の連続分解写真集「動物の運動」を1887年にフィラデルフィアで刊行しました。
開催期間 | 2021年2月19日(金)~2021年2月25日(木) |
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開館時間 | 10:00~19:00 (最終日は16:00まで/入館は終了10分前まで) 会期中無休 |
会場 | FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1 |
入館料 | 無料 ※ 企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入館無料にしております。 |
作品点数 (予定) |
(Ⅰ) フォックス・タルボット「自然の鉛筆」 24点 ※作品サイズ26×21cm (Ⅱ) エドワード・マイブリッジ「動物の運動」 24点 ※作品サイズ30×70cm大 ~ 60×110㎝大 ※ 作品の他に、写真集の表紙・連続動態撮影の紹介パネルなど、合計約50点 |
※ 写真展はやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。
富士フイルムフォトサロンは、2020年、公益社団法人企業メセナ協議会より、「芸術・文化振興による社会創造活動」として「THIS IS MECENAT 2020」の認定を受けております。