W.H.フォックス・タルボット
William Henry Fox Talbot
W.H.フォックス・タルボット(William Henry Fox Talbot 1800-1877年)は、イギリスの物理学者。形状物体を置いて光を当て、影像を固定するための感光紙(食塩と硝酸銀を塗布乾燥、現像はなく濃い食塩水で定着する方式)を1834年に考案。これをもとに現像紙を1840年に発明して、現代のネガポジ法を考案し、「カロタイプ(ギリシャ語で美しいの意味)」と命名。後に「タルボタイプ」と呼ぶ。 1844年に、風景から建物・静物までの事象をとらえたカロタイプ写真24点を貼り込み、「自然の鉛筆」(原題「THE PENCIL OF NATURE」)を出版、世界初の写真集となる。