水谷 章人 (1940- )
Mizutani Akito
1940年、長野県飯田市に生まれる。1965年、東京綜合写真専門学校卒業後、フリーランスの写真家として活動。山岳写真を経てスキー写真の分野に移行し、アルペンスキー・ワールドカップ取材と並行して創作活動を始める。その後、スポーツ全般の撮影を手がけ、オリンピックや各種スポーツの世界選手権を多数取材。また、若手スポーツ写真家の育成を目的とした「水谷塾」の塾長を約20年にわたり務める。主な写真集に『極限の形象』(スキージャーナル、1976年)、『白銀の閃光』(パワーライフ、1980年)、『THE SKI』(実業之日本社、1992年)、『THE ALPS』(山と溪谷社、2002年)、『信濃路』(日本写真企画、2016年)など。主な受賞歴に、第12回講談社出版文化賞写真賞受賞(1981年)、第3回藤本四八写真文化賞(2002年)、日本写真協会賞作家賞(2007年)、ヤマハ発動機スポーツ振興財団スポーツチャレンジ賞、功労賞(2012年)。