富士フイルムが運営する写真展(東京・六本木)

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富士フイルムが運営する写真展(東京・六本木)

©Jay Hirano

Jay Hirano 写真展
「Lockdown -Recovery, Rebuild, Restart-」

ロックダウン下のヨーロッパと、これからの生き方
富士フイルムフォトサロン若手写真家応援プロジェクト【写真家たちの新しい物語】

2021年10月22日(金)~11月4日(木)

FUJIFILM PHOTO SALON Space2

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「写真家たちの新しい物語」について

富士フイルムフォトサロン 東京は、若手写真家の皆様に写真展を行う意義や楽しみを見出していただき、写真文化の発展に繋げる為、2013年から年数回、若手写真家応援プロジェクト「写真家たちの新しい物語」を開催しています。当社は写真展を開催する為のプリントや制作費等を支援しています。

写真展について

若手写真家応援プロジェクト「写真家たちの新しい物語」として、Jay Hirano氏による写真展「Lockdown -Recovery, Rebuild, Restart-」を開催いたします。
イギリス在住のJay Hirano氏が、2020年にロックダウン下のヨーロッパ各国を巡り、ストリートで撮影した作品群を展示します。様変わりしたヨーロッパの風景の作品を通して、撮影するなかでHirano氏が感じたロックダウンが人々の生活に与えた影響の大きさ、そして助け合う人々の温かさをご覧ください。

見どころ

  • 2020年にロックダウン下のヨーロッパ各国を巡り、様変わりしたストリートを撮影した作品群。
  • イギリス在住のJay Hirano氏だからこそ撮影できた作品を、大サイズでプリントし展示いたします。

※ 出展作品は、各国政府の新型コロナに対する指針に沿って予防策を講じたうえで撮影されています。

写真家からの写真展紹介

2020年3月、新型コロナウイルスの世界的流行にともないヨーロッパ各国がロックダウンを実施したとき、経験したことがないほど静まり返ったロンドン市内は異様な、そして不思議な光景でした。一ヶ月が経った頃、「この状況を誰かが記録しなければいけない」と思い、ロックダウン下で人が全くいないストリートを一人で撮り始めました。その後、他のヨーロッパの国々のニュースを見て「他の国の現状は?」「人々の生活はどうなっているのか?」と興味を掻き立てられ、実際に自分の目で見るため旅に出ることに。どこの国も、普段観光客で溢れている通りにはホームレスが増え、たくさんの人が職を失ったのは明らかでした。
しかし、ベネチアの水路からはゴミが消え、ロンドンの大気汚染は回復し、バルセロナ近郊の海には魚が戻って来たように、自然や地球の環境にはロックダウンはプラスに働いたように見えました。
ヨーロッパのロックダウンは、日本の緊急事態宣言よりも厳しい制限をかけるものでした。
数百年に一度というほどの経済的ダメージで痛々しい光景をたくさん見ましたが、同時に助け合う人々の優しさに触れる機会も多かったように感じます。
コロナ禍で観光客が居なくなり様変わりしたヨーロッパの風景はもちろん、僕がロックダウン下のヨーロッパで感じた事を、この写真展を通して少しでも伝える事ができ、皆さまに感じていただけたらと思います。

プロフィール

JAY HIRANO

北海道出身。1983年生まれ。フリーランスのフォトグラファーでありSMILEY & THE UNDERCLASSでドラマーとして、イギリスと日本を拠点に生活。高校卒業と同時に渡英し、在英19年。

ミュージシャンそしてフォトグラファーとしてもグレタ・トゥーンべリ氏も関わる世界最大の環境保護団体エクスティンクション・レベリオンと多くのイベントで関わる。「社会の仕組みを変える・考える音楽、写真をクリエイトする」をテーマに活動。

ドラマーとして「フジロック・フェスティバル」のモデルともなった世界最大の音楽フェス「グラストンベリー・フェスティバル」他多数のヨーロッパの有名フェスティバルに出演。数々のUKツアー、3回のヨーロッパツアー、2回の日本ツアーを行う。
フォトグラファーとして普段はライブ・ミュージック、ポートレイトなどを撮影しており、コロナ禍でロックダウン中のヨーロッパ六ヶ国を車で旅し人々のリアルな生活・現状を撮影。

写真展関連プログラム

「ロックダウンのヨーロッパの写真から『人の優しさ』を感じてほしい」
在英19年、ミュージシャンそしてフォトグラファーのJay Hirano氏へのインタビュー動画

車で半年間ロックダウンのヨーロッパを旅した実体験から感じた「人の優しさ」を、足を使って、全て単焦点で撮影し、表現。Jay Hirano氏の人々の気持ちや生活に対する感受性が伝わってくる動画です。ぜひご覧ください。

写真展概要

企画展名 富士フイルムフォトサロン若手写真家応援プロジェクト【写真家たちの新しい物語】
Jay Hirano 写真展「Lockdown -Recovery, Rebuild, Restart-」
開催期間 2021年10月22日(金)~11月4日(木)
開館時間 10:00–19:00(最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで) 会期中無休
会場 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース2
入場料 無料

※ 企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入館無料にしております。

作品点数 A3/A2サイズ、カラー、約40点
主催 富士フイルム株式会社

※写真展はやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。

写真展一覧

MECENAT
富士フイルムフォトサロンは、2021年、公益社団法人企業メセナ協議会より、「芸術・文化振興による社会創造活動」として「THIS IS MECENAT 2021」の認定を受けております。