遠藤 励 (えんどう つとむ)
大衆スポーツとなる以前のスノーボードの黎明期を目撃し、90年代後期から国内および世界のフリースタイルシーンに携わり、国内・北米・欧州のボードカルチャーの専門誌やメディアに作品を提供。また、2007年頃より雪にまつわる作品表現に傾倒し、「snow meditation」や「水の記憶」などの雪や氷河の作品シリーズを発表。近年は北極圏への遠征を重ね、ドキュメンタリー撮影を継続。現地で急速に進行する気候変動が及ぼす生態環境への影響、原始的民俗の変遷を記録し続ける。長野県大町市出身・在住。
作品集に『inner focus』(小学館)、昨年末に北極の現在を集約した「MIAGGOORTOQ」を発刊。