富士フイルムが運営する写真展(東京・六本木)

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富士フイルムが運営する写真展(東京・六本木)

[Image]写真家 ニコラ・ダティッシュ写真展「芸を継ぐ者~Inheriting the House」

「ポンコおばあちゃんの写真を手に、お母さんの実千代さんと家族写真に映る真衣さん」
©ニコラ・ダティッシュ

写真家 ニコラ・ダティッシュ写真展
「芸を継ぐ者~Inheriting the House」

会津若松の置屋「花の家」の三代目
地方文化を守る芸妓の物語
富士フイルム 企画写真展

2023年4月14日(金)~4月27日(木)(最終日は16:00まで)

FUJIFILM PHOTO SALON Space3

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見どころ

  • 地方都市である福島県会津若松市で、失われつつある芸妓文化とその歴史を守り継承する女性の生き様を描く写真展です。
  • 報道の最前線で活躍するフランス人写真家ニコラ・ダティッシュ氏ならではの視点で、日本の地方文化を捉えた見ごたえのある作品をご堪能いただけます。

写真展について

富士フイルムは、ニコラ・ダティッシュ写真展「芸を継ぐ者~Inheriting the House」を2023年4月14日(金)から4月27日(木)まで開催いたします。

写真展「芸を継ぐ者~Inheriting the House」は、日本在住の フランス人写真家ニコラ・ダティッシュ氏が福島県会津若松市にある置屋「花の家」の三代目芸妓である渡辺真衣氏の公私を3年半にわたり撮影した作品の写真展です。芸妓文化といえば多くの人が京都を連想しますが、ニコラ氏は加速する人口流出に直面する地方の花街で受け継がれる芸妓文化に着目しました。置屋「花の家」の歴史と地方の芸妓文化を守り継承しようとする渡辺真衣氏の姿に迫りました。渡辺真衣氏は祖母が前世紀に築いた置屋「花の家」に誇りをもち、芸妓として母の教えを守りながら生きることに使命感を抱いています。
本展は、会津若松の東山温泉にて、家業を守り花街の伝統を残すために奮闘する一人の女性の生き様を描くドキュメンタリーです。

プロフィール

Nicolas Datiche (ニコラ・ダティッシュ)

1981フランス・トゥール生まれ。フランス国立東洋言語文化学院日本語学科と国際経済科卒業。2013年に日本に拠点を移して以来、Sipa Press(フランス・パリの報道機関)のヘッドフォトグラファーとしても活躍しており、La Croix、Le Monde、Neon Germany、Geoなどフランスやヨーロッパの大手出版社や新聞社の取材を手掛ける。

2011年の東日本大震災と津波により被害を受けた宮城県東松島の子どもたちの通学を撮影したその作品は、ニューヨークの国連本部やパリのユネスコ本部にて展示された。日本での長期的な企画に取り組みながら、2012年にSipa Pressによる「学校への旅路」というグループプロジェクトに参加する。

2017年には台湾文化庁の後援のもと、二・二八事件の記録に関する長期プロジェクトを開始。作品はジャーナリスト ニコラ氏による本文を追加して出版されている。

受賞歴 2019年 台湾総統府主催写真コンテストにて「プロ部門賞」を受賞
個展2022年「芸を継ぐ者〜Inheriting the House」写真展、京都写真美術館 京都

写真展概要

写真展名 富士フイルム 企画写真展
写真家 ニコラ・ダティッシュ写真展「芸を継ぐ者~Inheriting the House」
開催期間 2023年4月14日(金)~4月27日(木)
開館時間 10:00-19:00(最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで) 会期中無休
会場 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース3
入館料 無料

※ 企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入館無料にしております。

作品点数 全倍・全紙・半切サイズ等、カラー(またはモノクロ)、約20点の展示を予定しています。
・ 富士フイルム製ミラーレスデジタルカメラによる作品。
・ 展示作品は、描写性の高い富士フイルム製品「銀写真プリント」を使用。
主催 富士フイルム株式会社

※ 写真展はやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。

写真展一覧

MECENAT
富士フイルムフォトサロンは、2022年、公益社団法人企業メセナ協議会より、「芸術・文化振興による社会創造活動」として「THIS IS MECENAT 2022」の認定を受けております。