富士フイルムが運営する写真展(東京・六本木)

  • 利用案内
  • 写真展・イベント
  • フジフイルム スクエアについて
JP / EN

富士フイルムが運営する写真展(東京・六本木)

©中村武弘

中村武弘写真展「海」

生き生きと描き出される不思議な世界
フジフイルム スクエア 企画写真展

2022年10月21日(金)~11月3日(木・祝)(最終日は16:00まで)

FUJIFILM PHOTO SALON Space2

SHARE

見どころ

  • 海中だけでなく、海を取り巻く環境を含めて向き合ってきた中村氏だからこそとらえることのできたさまざまな海の表情を紹介
  • 普段はなかなか目にすることのできない海の生き物の不思議な生態や面白い姿、貴重な瞬間を写し止めた作品を展示
  • 海中と海上風景を同時にとらえた半水面や上空から眺めた海の様子、生き物の目線で捉えた海辺の風景など、角度を変えながら海の魅力を余すことなく表現

写真展について

海洋写真家として15年以上にわたり、精力的に活動する中村武弘氏の写真展を開催します。
幼少期より海や自然に触れて育った中村氏は、海中の風景だけでなく、身近な海の環境に惹かれ、磯や干潟まで幅広く撮影を続けてきました。今作のテーマは「海」。魚の群れ、海に架かる虹、海で暮らす哺乳類、磯や干潟の風景……。特定の場所や被写体にとらわれるのではなく、さまざまな表情を持つ海の魅力を、余すところなく紹介します。珍しい生き物の生態や、2度と出合えないであろうシーン、不思議な視点の風景など、常に海と真剣に向き合う中村氏だからこそ撮影できた世界がそこには広がっています。中村氏の視点を通して生き生きと描き出された海の表情やそこで暮らす生き物たちの姿、そして私たちのすぐそばにある海辺の風景をぜひお楽しみください。

写真家からの写真展紹介

「海」をイメージするとき、どんな光景を思い浮かべるでしょうか。海の中の風景でしょうか、それとも広がる大海原でしょうか。人によって思い浮かべる海はさまざまだと思います。海面の下に広がる海中と海面の上に広がる海上では、大きく環境の異なる世界であり、多くの表情を持つのが海の魅力です。本展では海中から海上のみならず、二つの世界を繋ぐ半水面、上空から望む海、そして、海を支える大切な環境である磯・干潟など、さまざまな角度から見た海を紹介します。空飛ぶ生き物や海面に咲く数ミリの花、海で起こった砂嵐、泥の上を歩く魚など、想像する海とは少し違うかもしれません。海の生き物の不思議な生態や面白い姿、可愛い表情、貴重な瞬間をご覧いただき、海と海で暮らす生き物たちについて、「凄い」「面白い」と思っていただければ幸いです。

写真展関連プログラム

海洋写真家 中村武弘さんへの特別インタビュー

本動画では、さまざまな角度から海の表情をとらえる、海洋写真家 中村武弘氏に、ライフワークである「海」の写真についてお話しいただきます。

今回の写真展企画を担当した、写真雑誌「デジタルカメラマガジン」編集部の坂本太士氏が、対談形式で中村氏にお話を伺います。中村氏が15年以上にわたり撮り続ける海の魅力や、今回の写真展の見どころなどについて語っていただきました。

この動画をご覧の上、写真展を鑑賞することで、本展をより楽しんでいただくことができます。また、ご来館が難しい方や遠方の方にも、この動画が中村氏の撮影にかける思いや創作の裏側をご理解いただく機会になれば幸いです。皆さま、どうぞお楽しみください。

写真家プロフィール

中村 武弘 (なかむら たけひろ)

海洋写真家。1979年、東京生まれ。幼少期より海や自然に触れて育つ。海中から海上までの自然を被写体とし、海を幅広く撮影する。誰でも行ける身近な海の環境に惹かれ、磯や干潟、マングローブ林の干潟は長年のテーマとしている。また、水族館や船なども撮影し、ヘリコプターやセスナからの空撮も得意とする。主な著書に「いその なかまたち」(ポプラ社)、「しぜん ひがた」「しぜん たこ」(フレーベル館)、「沖縄美ら海水族館100」(講談社)、「干潟生物観察図鑑」(共著・誠文堂新光社)など共著を含め10冊以上の本を出版。子ども向け生物図鑑などにも多くの写真を提供している。写真展に「小笠原への旅」(2016年)、「海って不思議」(2018年)、「東京湾の海」(2020年)がある。
海洋写真事務所(株)ボルボックス所属
公益社団法人 日本写真家協会(JPS)会員
一般社団法人 日本自然科学写真協会(SSP)会員

写真展概要

企画展名 フジフイルム スクエア 企画写真展
中村武弘写真展「海」
開催期間 2022年10月21日(金)~11月3日(木・祝)
開館時間 10:00-19:00(最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで) 会期中無休
会場 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース2
入館料 無料

※ 企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入館無料にしております。

作品点数 全紙・全倍サイズ、カラー、約45点(予定)
・フィルム・デジタルによる作品
・展示作品は、描写性の高い富士フイルム製品「銀写真プリント」を使用
主催 富士フイルム株式会社
企画 デジタルカメラマガジン編集部
巡回展 富士フイルムフォトサロン 大阪  2022年11月18日(金)~11月24日(木)

※ 写真展はやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。

写真展一覧

MECENAT
富士フイルムフォトサロンは、2022年、公益社団法人企業メセナ協議会より、「芸術・文化振興による社会創造活動」として「THIS IS MECENAT 2022」の認定を受けております。