富士フイルムが運営する写真展(東京・六本木)

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富士フイルムが運営する写真展(東京・六本木)

大原 治雄 (おおはら はるお)

写真家プロフィール

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大原 治雄

Ohara Haruo

1909年11月5日、高知県吾川郡三瀬村(現・いの町)に農家の長男として生まれる。 17歳で家族とブラジルに渡り、サンパウロ州のコーヒー農園で働いた後、1933年、パラナ州ロンドリーナに最初の開拓団として入植。1938年、小型カメラを手に入れ、次第に写真に没頭。1951年、ロンドリーナ市の新空港建設のため、市街地に生活を移す。農業経営の一方、60年代後半まで国内外のサロンに積極的に参加。無名のアマチュア写真家だったが、1970年代から地元新聞などで紹介されるようになり、1998年、「ロンドリーナ国際フェスティバル」および「第2回クリチバ市国際写真ビエンナーレ」で、初の個展「Olhares(眼差し)」が開催され、大きな反響を呼ぶ。1999年8月、ロンドリーナで死去。享年89。2008年、日本人ブラジル移民100周年を記念して、遺族により写真と資料の一式がモレイラ・サーレス財団に寄贈された。2015年、NHKドキュメンタリー番組「新天地に挑んだ日本人~日本・ブラジル120 年~」「国境を越えて―日本―ブラジル修好120年」、NHK・Eテレ「日曜美術館~大地が育てた写真~」で紹介され大きな反響を呼ぶ。

作品

  • [image]朝の雲、1952年、パラナ州テラ・ボア ©Haruo Ohara/Instituto Moreira Salles Collection

    朝の雲、1952年、パラナ州テラ・ボア
    ©Haruo Ohara/Instituto Moreira Salles Collection

  • [image]霜害の後のコーヒー農園、1940年頃、パラナ州ロンドリーナ ©Haruo Ohara/Instituto Moreira Salles Collection

    霜害の後のコーヒー農園、1940年頃、パラナ州ロンドリーナ
    ©Haruo Ohara/Instituto Moreira Salles Collection

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フジフイルム スクエアについて

フジフイルム スクエアは、富士フイルムが写真の持つ価値を伝える活動の一環として、2007年に東京ミッドタウンに開館した複合型ショールームです。 「こころ彩るところ」のコンセプトのもとに、さまざまな体験をお届けします。

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