Rieko Honma (りえこ ほんま)
2010年より独学で写真を表現手段に作品制作を始める。
「白日夢」「少女たちの脆さ、不安定さ」「心の中と現実の境界線」などをテーマに写真によって形のないものに形を与えたいと思い表現し続けている。
伊坂幸太郎著『バイバイ、ブラックバード』新装版(双葉文庫、2021年2月)や李琴峰著『星月夜』(集英社、2020年7月)など、小説の表紙にも多数採用されている。
私にとって、写真を撮ることは現実逃避の手段でもある。
どこか奇妙な空気感、いびつさがもつ美しさ、不完全であるがゆえの調和。
不可思議な夢のような描写は、現実逃避願望のあらわれかもしれない。