* SDGs (Sustainable Development Goals)とは、 2015年に国連総会で採択された、2030年までに国際社会が社会課題として取り組むべき「持続可能な開発目標」です。貧困、不平等・不正義の是正、健康、教育、働きがい、気候・環境など17の目標と169のターゲットが定められています。
富士フイルム・グリーンファンドは、本コンクールを学校教育や家庭教育を補う“学びの場”と位置づけています。自然観察や考察を通して子どもたちの自然を大切に思う心を醸成し、作品づくりを通して表現力を身に付ける取り組みは、目標4「質の高い教育をみんなに」に貢献しています。また、目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」に掲げられた取り組みは、本展に通じるものです。自然環境に関する展示を通じて、SDGsについて考えるきっかけになれば幸いです。
富士フイルム・グリーンファンド 40周年企画
「わたしの自然観察路コンクール」受賞作品展
― 小中高生の視点による身近な自然の楽しみ方の紹介 ―
2024年3月8日(金)~3月28日(木)(最終日は16:00まで)
FUJIFILM PHOTO SALON MINI GALLERY
見どころ
- 地域の身近な自然の魅力を、小・中・高校生の視点で絵地図と文章で表現した個性的な作品を展示します。
- 子供たちが自らの足で歩くことで、身近な自然と接し見て感じて調べたことを絵や文章で表現しているため、現代の子供たちの自然への思い、感じていることを垣間見ることができます。
- 日頃、大人が見過ごしがちな自然を、子どもたちなりの視点で見つけて地図にし、文章で表現した作品を通じて、大人にとっても、生き物のつながりや人とのかかわりなどを考えるきっかけとなり、自然を愛し大切にする心を育むことにつながります。
出展作品の一部(予定)
富士フイルムは1984年の創立50周年を機に、新たな分野で社会に貢献したいと考え、創業以来一貫して大切に守って来た、きれいな水・空気・緑などの「自然保護」を対象に10億円の資金を拠出し、1983年に「富士フイルム・グリーンファンド」を設立しました。「富士フイルム・グリーンファンド」は民間企業による、自然保護をテーマとした日本初の公益信託で、「自然環境の保全、育成」に関する活動や研究に対して数多くの助成や支援を行っています。
その活動の一環として、小中高生を対象に身近な自然を観察するルートを「自然観察路」として絵地図と文章で表現した作品を募集し、審査・表彰しています。今回、富士フイルム・グリーンファンド40周年と、富士フイルムホールディングス90周年を記念して、本コンクールの過去10年間の優秀作品を展示いたします。
写真展について
公益信託 富士フイルム・グリーンファンドの40周年と、富士フイルムホールディングスの90周年を記念し、「わたしの自然観察路コンクール」の入賞作品を展示いたします。
「私の自然観察路コンクール」は、富士フイルム・グリーンファンドと、公益社団法人 日本環境教育フォーラムが主催し、小中高校生を対象に毎年実施しているものです。
自然観察路とは
身近な動物や植物などとふれあい、自然を観察することを通じて自然のしくみを理解し、自然の大切さに気づき、学ぶことが歩きながらできる道のことです。
1950年代にアメリカで「ネイチャートレイル」として生まれ、日本では1960年代から国立公園、国定公園などで歩道の整備や看板が設置されてきました。
「わたしの自然観察路コンクール」では、みなさんが住む町・かかわりのある地域の身近な自然の魅力をポイントにまとめ、観察ルートを設定して、絵地図と文章で表現したものを「自然観察路」として審査・表彰しています。
本展を通じて、近年関心が高まっている SDGs*やネイチャーポジティブ(自然を守って回復させる)のために、何ができるかを考えるきっかけにしていただければ幸いです。
写真展概要
企画展名 |
富士フイルム・グリーンファンド 40周年企画 「わたしの自然観察路コンクール」受賞作品展 |
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開催期間 | 2024年3月8日(金)~3月28日(木) |
開館時間 | 10:00-19:00(最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで) 会期中無休 |
会場 | FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内、富士フイルムフォトサロン 東京 ミニギャラリー |
入館料 |
無料
※ 企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入館無料にしております。 |
作品点数 |
半切・四切サイズなど、カラー、約40点(予定) ・受賞作品(絵地図・作文)をデータ化した作品。事業紹介パネルなど。 ・展示作品は、描写性の高い富士フイルム製品「銀写真プリント」を使用。 |
主催 | 富士フイルム株式会社 |
企画協力 | 公益社団法人 日本環境教育フォーラム |
後援 | 公益信託 富士フイルム・グリーンファンド |
※ 写真展はやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。
富士フイルム・グリーンファンドについて
富士フイルムは1984年の創立50周年を機に、新たな分野で社会に貢献したいと考え、創業以来一貫して大切に守って来た、きれいな水・空気・緑などの「自然保護」を対象に10億円の資金を拠出。1983年に「公益信託富士フイルム・グリーンファンド(FGF)」を設立しました。
FGFは民間企業による、自然保護をテーマとした日本初の公益信託で、「自然環境の保全、育成」に関する活動や研究に対して数多くの助成や支援を行っています。
現在環境省の30by30*アライアンスに参加しています。
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富士フイルム・グリーンファンドの過去の活動助成先
「松代おやっこ村」での活動風景 -
富士フイルム・グリーンファンド機関誌
「グリーンレター」40周年記念号表紙
FGFの4つの事業内容 |
(1) 未来のための森づくり(2) 緑のための支援事業 (3) 緑とふれあいの活動助成(4) 緑の保全と活用の研究助成 *「わたしの自然観察路コンクール」は上記4つのうちの(2)にあたります。 |
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FGFの情報公開 | 年一回、事業紹介や自然をテーマとした記事を掲載した冊子「グリーンレター」を発行しています。 |
「わたしの自然観察路コンクール」について
身近な自然の魅力を発見し、自然を観察できる道を自分でつくって、絵地図と文章で表現した作品を「自然観察路」として審査・表彰するコンクールです。毎年、小中高校生向けに作品を募集。1984年から開始し、2023年に40回目を迎えました。
自然をよく観察し、そのしくみや不思議さを知ることは、自然を理解し守っていくための第一歩と考え、学校教育や家庭教育を補完し、自然を愛し大切にする心を醸成することを目的に、毎年6/1~9/30の4か月間、作品を募集しています。夏休みの自由研究課題にも最適です。
* 運営事務局:公益社団法人 日本環境教育フォーラム (JEEF)
「わたしの自然観察路コンクール」パンフレット
富士フイルムグループの長期目標の設定について
持続可能な開発目標(SDGs*1)やパリ協定*2 など、社会課題解決を目指した国際的な長期目標の達成に向け、その重要なプレーヤーとして、企業への期待がますます高まっています。当社のCSR計画「Sustainable Value Plan 2030(SVP2030)」では、こうしたグローバルな目標達成への貢献を目指し、2030年度をターゲットとした長期目標を設定しています。富士フイルムグループは、SDGsの17の目標のうち、下記10個について目標達成に向けて大きく貢献できると考えており、具体的な取り組みを進めています。
*1 SDGs (Sustainable Development Goals):2015年に国連総会で採択された、2030年までに国際社会が社会課題として取り組むべき「持続可能な開発目標」。貧困、不平等・不正義の是正、健康、教育、働きがい、気候・環境など17の目標と169のターゲットが定められている。
*2 パリ協定:2015年にパリで開催された第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)で採択された、気候変動抑制に関する多国間の国際的な合意協定。地球の気温上昇を産業革命前から2℃未満に抑えることが掲げられている。
富士フイルムグループが主に貢献するSDGsの目標
写真展一覧
第5回 TOKYO D.K.F 写真展 「東京の景」
2024/12/20(金)~ 2024/12/26(木)
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「2024年 日本雑誌写真記者会写真展」
2024/12/20(金)~ 2024/12/26(木)
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日蘭協会70周年記念写真展 ~ 会員たちが見た日蘭の物語 ~
2024/12/13(金)~ 2024/12/26(木)
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「FUJIFILM Xシリーズ作品展&丸の内写真教室作品展」
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フジフイルム スクエア 写真歴史博物館 企画写真展
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新年を風景写真で彩る 『風景写真祭2025』
「第20回美しい風景写真100人展」
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立木義浩写真展
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黒岩正和写真展「島魂」―TOUKON―
【写真家たちの新しい物語】
2025/01/17(金)~ 2025/02/06(木)
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~次世代へつなぐ麻布の記憶~
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「Gift of Nature ~大雪山の動物たち~」
2025/02/21(金)~ 2025/02/27(木)
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山岳写真展「悠久の峰2025」
2025/02/28(金)~ 2025/03/06(木)
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Pedro Gomes写真展「The Art of Surf Photography」
【写真家たちの新しい物語】
2025/03/07(金)~ 2025/03/20(木・祝)
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